しれっと普通に生活しておりますが、安定感のある現代社会の中では、ちょっとしたことの積み重ね、積み重ねのおかげで、日々を当たり前に平和に過ごせてるんだなあ、ということを、時折思い知らされます。
歯一本が、ちょっと、ほんのちょっと欠けただけで、な〜んだか気になって落ち着かない。
花粉だか、黄砂だかで目が痒いだけで、う〜んなんか気分が上がらない。
膝がちょっとシクシクすると、ああもう年だな、と気分がヨボヨボしてしまう。
なーんか、憂鬱ですよね。
でも、ちょっと待って考えてみると、いや今までの人生で、もっと重大なピンチに見舞われたことは山ほどあったではないか。
ふと、忘れがちですが、そう思うのです。
そう考えると、歯は歯医者行けば解決、目はお医者で処方してもらえば良いし、膝はただの運動不足。
生きていられているだけで、ラッキーなことではないかいな、と。
満足度指数というものは、比較指数とも言えるのかと思います。
調子の良い時は、憂鬱な日々のことなどケロッと忘れがちですが、それらの日々のことを覚えていると、当たり前の今の瞬間がいかに幸せなことか、ということが再確認できるのではないかと思います。
やはり、その当たり前を支える、その時々の積み重ねは大事ですね。
そして、何かの折に思い出すことも。
私は、ここまでラッキーにも生きてこられたのだから、これから後はおまけの人生だと思うことにしています。
おまけだから、好きに生きよう、おまけだから大事に生きよう。おまけだから思いっきり生きよう。
余り物には福、おまけというお得感は半端ないですね。
そう考えると、なんか楽しくないですか?