2025-02-01

冬フェチ

 人は知らず、己のみの密やかなフェチは心のオアシス。

そう、この忙しい世の中だからこそ、フェチリズムというのは、自身に許された現実逃避の駆け込み寺であり、また同時に生きる活力源でもあると、ボカァ思うのです。

 

 土曜日の夜フェチ。

今は金曜日の夜フェチに該当しますが、昔子供の頃は、テレビが娯楽の王様で、

〜日本昔話

~巨泉のクイズダービー

~8時ダヨ全員集合

~キイハンター (or Gメン75)

~深夜映画(~親はこのあたりで寝静まって、唯一夜更かしテレビが許可されていた)

のラインが、華やかな日曜日への滑走路として敷かれていました。

日曜日自体が、唯一楽しいイベントだった子供の頃を今思い出し、当たり前な連休様に対して、改めて幸せ感が蘇る、という、懐かしみフェチ、です。

 

 冬フェチ。

暖かい屋内から、一歩外に出た瞬間、冬独特の凛と引き締まった空気に包まれます。

その清涼な空気を体いっぱいに吸い込み、脳内が一瞬に覚醒。

日々のストレスから僅かな時間だけ解放される、というモードスイッチ的役割な冬好き御用達フェチです。☺

 

 年末フェチ。

年末感がひたすら好き、という、暮れなずみ志向の方に多いフェチ。

年末イベントのお祭り的気分が好きなのか、年の瀬を静かに過ごす気分が好きなのか、2極化しているフェチでもあります。

私はもちろんなんもしない派。

 

 箱根駅伝フェチ。

鶴見中継所で途切れたタスキに泣き崩れる選手のさまに、もらい泣きしたいというフェチ。

頑張って走った選手が

 『ごめん、、ごめん』

と、泣きながら子供みたいに謝る姿に、ううっとなる青春フェチ。

 

 片付けフェチ。

このややこしい仕事終わらせたら、心ゆくまで片付けまくるぞ!という一種ご褒美フェチ。

片付け後がやたらスッキリするタイプの人向け。

 

 真昼の月フェチ。

前書きましたね~🍀

 

 雨の日のチマチマ作業フェチ。

お家の中で、ちまちました手先の作業で、その日雨の日だったりすると、なんか幸福感に浸れるという、少々引きこもり的フェチ。

なんだか守られてる感があっていい的な、僕は雷鳴ってると、尚最高です。

 

フードフェチ。

頭を覆うフードね。

北風の強い冬。

その外気の寒さを遮って、言わばこれも、なんか守られてる的な、穴蔵ひそみフェチ。

最近ハマってます。

 

 フェチの数だけ、日々の幸せはある。

、ということです。

かね?