みなさん、暑いですね、こんちは、パムドプーレ渡辺です。
昔、やたらめったら街宣車が、他人の悪口を言いながら、ガーガー市中を練り走りだしたら、
(ああ、なんかまた選挙なるものが、始まるんだなあ!)
と、子ども心に思っていました。
そして、選挙が終わる途端に、ピタリと街宣活動は、やまります(止まります:宮崎弁)。
(なんじゃい、良いことばっかり言うのは選挙の時だけか!)
とも、子ども心に思っていました。
そういえば、宮崎には面白いジイサンが一人いましてね。
河野孔明なるジイサンなんですが、実に毎選挙ごとに立候補していて、毎回敗北していたのを覚えています。
白髪のロングヘアーに、髭を見事に垂らし、そうまるで仙人のような風貌。
ポスターの写真はにこやかで、実に優しい頼れそうな年輪の笑顔。
彼の主義主張は子ども心にはわかりませんでしたが、キワモノ好きな子供としては、
(今度こそは当選すっじゃろう)
と期待していました。
そして、いつも得票最下位レベルくらいで、敗れ去っておりましたね。
ある選挙時の、ポスターのキャッチフレーズは、流暢な毛筆で
『この道40年!』
40年も落選しつづけてるのにまだやんのか、と、またもや子ども心に不思議な気持ちになってたものです。
そんな不屈のドサンピン、孔明さんはもういないですが、別の意味で最近は選挙が面白くなってます。
来たる7月20日は、参議院選挙の投票日。
選挙民としてこの不屈の魂は、孔明さんに見習ってゆきたいと思います。
すでに期日前投票も、始まっています。
とにかく、どっこでも良いですから、これは!と思うとこに投票に行きましょう!