以前も書きましたが、50トン近い鉄の塊(キハ40)。
その塊が動く様を執拗に写真、動画に収めるのがいわゆる撮り鉄。
一体、なんなんすかね?
線路内に立ち入ったり、駅員の指示に従わないような、一般常識を失った撮り鉄は、誰にも支持されない、只の厄介者。
くれぐれもそうならないよう、今回も良識の範囲内で、実に執拗に執拗に、駅で動画を撮っていました。(おめえも撮ってんじゃん)
私はいくつになったのでしょう。(いくつ〜🎶に見えても関係ないわ〜、WA〜TA〜SHI〜おたくA〜🎶)
いや、宮崎日南線って昔なつかしの車両の宝庫だからね。
で、深夜の青島駅にて。
無人駅なので、改札の外から、停車中の鉄の塊を鬼撮影をしていたら、ふと中の乗客と目が合いました。
塊はひときわディーゼル音を響かせて、動き出します。
その瞬間、中の乗客がパーカーのフード越しにニヤリとし、なんとピースサインを送ってきました。
外国人カップルの女の子の方でした。
撮影中なのでお返しのピースは出来ませんでしたが、咄嗟に余っている薬指と小指でぎこちなくピースしたら、さらにニヤリとし、動く窓の向こうに彼女は見えなくなりました。
一様に外国人の方の感覚は、遊びが好きみたいですね。
日本の人は、多分こんな私を見なかったことにするでしょう。
いい年こいて、痛々しすぎますからね。
でもその子は、そんな痛々しい状況を、
(あ、面白い変な日本人がいる❗)
と乗っかってきてくれた訳で、まあなんと無邪気というか、変人好きというか😃
もうお会いはしないだろう、その女の子の悪戯っぽいニヤリに、すっかり感心してしまった痛い私は、ちょっと楽しい思い出を胸に、終列車の走り去った青島駅を後にしたのでした。