私の絶対的相棒、キャロルちゃん。平成4年式5速ミッション52馬力。走行キロ43万キロ。燃費20km・L。
こんなにチビこいのに、後部座席にはバリトン、テナー、アルト、ソプラノサックスが入り、かつアコースティックピアノRhodesまでもが収まってしまうという、うわばみ並みの積載力。
都市部の裏路地から、ツアーハイウェイまでひたむきに走り続ける、最強のホットロッド。
セルマースーパーアクション’80。手習いの頃からの楽器で、なぜかレとミが同じ音程になってしまうという、不思議な経験をした一台でもある。ネックのラッカーがいつまでもピカピカなのが自慢であったが、気がつけば40年、すっかりサテン風味になっていた。自分の音を発見できた銘器。
YAMAHA YSS875EX。私がYAMAHAシリーズの中で、1番の信頼を寄せるEXシリーズ。
何故か、付属のマウスピースが高価な舶来品よりも、私には一番心地よい響き。イチローのバットは、彼曰く『だって僕にはいいんだもん!』
基本的にヤマハは吹きやすいですね。
セルマースーパーアクション’80 シリーズⅡ。正直、まだあまりお気に入りではない。初めて手にしたYTS-32の方が好きかも。が、リードがヒットした時は、老舗Selmer、いい音しますね。
ヤナギサワ B-901。いつ吹いてもご機嫌なガリゴリ、バリボリとした絶妙レスポンス。だが、巨体楽器なので、息の吹き込みをいつもの感覚でいくと、えらい目にあう。
吹く際は、普段より密かな覚悟が必要な楽器。
サムデイオリジナルマイク。Livehouse SOMEDAYにて生徒さんたちのサックス発表会を行った際、贅沢にも無造作に使わせてもらった逸品。
以来、絶大なる信頼を寄せるライブツール。
ライブにおいて、マイクの相性が合わないというのは、プレイヤーにとって実に致命的なことであり、長年の課題でありました。
ですが、このマイクに出会って以降は、音作りにおいてPAさんとの意思疎通が早くなり、10秒でサウンドチェックが済むようになりました。
Rhodes mark5。バブル期の大阪時代、阪神百貨店の中にあった楽器店で、ローランドのキーボードと一緒に購入した品。
バブル後はローランドは売り払ったものの、これだけは手放せず、長年自宅の片隅で、余生を過ごしてきましたが、Rhodesを活かせる楽曲も貯まり、良きメンバーにも恵まれて、ようやくバンド仲間として、再スタートすることになりました。