今回は夢のお話です。
第一話。ストーリーは忘れましたが、私は田舎に戻って、生活している設定の夢です。
設定で私は、家の近くの川のほとりに、なぜか3部屋あるアパートを、持ち家として住んでいるのですが、今はすべて空き部屋なんです。
なぜかというと、そのアパートは畳が抜け、屋根は穴だらけ、壁はほとんど崩れ落ちているという ”廃屋” なんです。
で、ただの廃虚ならいいんですが、どうもいるんですよ、そこには。
どういうことかといいますと、どの部屋も入った瞬間、『モーーッ』とした何かが、圧迫をかけてくるんです。
辛うじて、意識はなんとか保てるんですが、この息のつまりそうな何かが、耳鳴りと共に、部屋のどこかに居座っていて、私は早いとこそれを、なんとかしないといけなくなってきているんです。
でも3部屋それぞれで、まったく違った、何かの気配と耳鳴りが存在していて、しかもそれぞれが、かなりタチの悪いものらしく、夢のなかで、私はかなり絶望感に追い詰められている、といった内容でした。
こうして今、思い出しているだけでも、ちょっとコワイです。
第二話。これは随分前の夢ですが、心にキョーレツに残った名作なので、お話しします。
とある海岸に、わたしは友達と、その彼女と3人で潮干狩りに来ていました。
が、その日はあいにくお天気が悪くなってきて、小雨が降り始めたので、海水浴の監視小屋みたいなとこに走っていって、3人で雨宿りをしてたんです。
しばらくそうやって、雨宿りしながら3人で世間話をしていたのですが、友達の様子がへんです。
急に黙りこくってしまったのです。
いったいどうしたんだろう、と様子をみていると、その友達は海岸線の方を見ながら、つぶやきました。
「あ、あいつ、やばい。あいつ、来た」
えっ、と振り返ると、だいぶ向こうに、何かを持ったふとっちょの、背の高い男がこちらの方に歩いています。
男の目の焦点は、かなりズレた状態で、あきらかに正常な状態ではありません。
そこで3人の脳裏に、ある出来事が思い浮かびました。
それは、この付近の海岸には、人を切り刻む殺人鬼がよく出没する、というウワサです。
「うわっ。あぶない。隠れろっ。」
3人はすぐさま監視小屋の中に隠れました。
が、監視のための設備なので、四方のドアが開け放しになっています。
やつが来る前に、なんとか全てのドアを閉めようと急ぐのですが、至る所が空いているのです。
それでも、なんとか閉め終わって、部屋の中央で固まっていますと、やつの足音が建物の回りをゆっくりと “ ザシュ、ザシュ“と、うろつきまわっています。
見つからないように、息を殺していたその時です。
いきなり、部屋の黒電話が鳴り始めました。
うわっ、やばい!!
はやく電話を止めなきゃ!
でも止めたら、中にいるのがバレてしまう、どうしよう、どうしよう、
とドキドキしていたら、フワッと後ろから
「デンワ、鳴ってますよ。」
と、包丁を持った男が、電話を切りました。
はっと振り向くと、一ケ所だけドアが空いていたんです。
第3話。これは理不尽な夢。
うまいと評判のラーメン屋に、ラーメンを食べにいった夢です。
夢の中では、なぜかガンコな店主に、服従しなければいけないことになっていました。
で、私はその評判のラーメンが食べたかったのですが、初回の客は、つけ麺を注文しないといけないことになっているらしく、他の客が目配せで教えてくれました。
で、不本意ながら
「つけめんお願いします。」
といって出てきたのは、お皿の上に、あの幻の秘伝ダレ(夢の中では超有名の設定)。
そして、つけ麺のメンがなんと1本だけ!これで800円。
あまりの悲しさに呆然としていると、店主が声をかけてきました。
店主は、最近テレビで良く見る『不幸の法則」ネタをやる芸人でした。
「アンタ、今日はそれだけしか食べれないけど、次からはもう、ウチのラーメンが腹一杯食える。間違いない!」
これはなんかハラの立つ夢でした。
夢判断に詳しい方、いますか?