2005-07-01

お歌

 う~ん、カラオケ。

あれほど苦手なものはないですね。

 

 昔は、恥ずかしげもなく、よく歌っておりました。

だがですね、ある時ふと、思ったのです。

この歌声は実際は、いったいどれだけ、鐘がなるのだろう、と。

 

 それまでの自分は、結構陶酔して、気持ちよく歌っていたんですが、本物の歌手は、かなりクセのある歌い方ですね。

で、無意識にそれをマネして、歌っている自分に対して、かなりの疑問が湧いてきまして。

 

 というのは、カラオケの好きな人は、実によく研究していて、あるいは声質とかの関係で、上手に歌う人とかいます。

そういう人に対しては、一緒にいった人達も感嘆の声を上げるのですが、なぜか私の歌には、そういう反応が返ってきたことがないのです。

 

 自分の中では

『オオッ、今日もいい調子だぜ!ホンマ小林旭にクリソツ!(何を歌っている?)

なんですが、マーケットの反応は、結構つれないんです。

おっかしいな~ →   なぜだろう →  もしかしてカラオケ、ヘタ?

となった時から、もう歌えなくなりました。

 

 あのまま、自分の実力なぞ気が付かず、そのままいっとけば、どんなに幸せだったか。

その日以来、カラオケに行っても、みんなの歌に耳を傾けながら、穏やかに微笑んでいるだけの人になりました。

 

 回りの人の中には、この人は音楽の仕事しているから、実はプロ級の声で、あまりこういうとこでは歌わないのかな、と、とんでもない勘違いをされていた方も、過去に1,2人いたような気がします。

 

 が、そうだったらどんなにいいか。

 

 みなさん歌はお好きですか?。

お好きですよね。

いいですねー。