2014-05-15

ご指名の重要性

 私は子供の頃から喘息をもっているので、現在は吸入薬を、毎朝晩欠かさずやってます。

これをやりだしてからは、一度も発作が起きてないですから、現代医学ってすごいですねー。

 

 で、最近はもうお薬を貰うだけになっているので、いきつけの総合病院で、特に医師の指名をせずに手早く済ますようにしてました。

ですがある時、その日当たった髪ボサボサなお医者さんから、

『かかりつけ医はちゃんといるのでしょう?その先生に診てもらうように』

となんか怒られてしまいました。こわ〜。

ので、今回は一番最初にお世話になった先生をご指名しました。

 

 実はその先生も、発作が起きて救急で診察に行った時、

『ぜんそくは死ぬ病気ですから、こうなる前にちゃんと普段からケアしないとダメです!』

と、呼吸困難で横たわっている患者にガツンと一喝かます、厳しい先生だったもんですから、なんか避けてたんですよねー。

でもまあ、 ” かかりつけ医に診てもらうように! ” なので、久しぶりにご指名診察してもらったところ、今回はなんとも超優しかったです。

 

 『発作は出てない?あ、そう。(ニコニコ~)』

『じゃ、深呼吸して、はい、お胸の中もいいですね(ニコニコ~)』

『ハイ!お大事に(ニコニコニコ~)』

 

 鬼の形相のイメージがあったお医者さまにニコニコされると、なんかもぞもぞと落ち着かなくなります。

厳しいイメージしかない上司とかが、急に柔和に親しげにしてきたら、どういったスタンスを取れば良いのか?となんだか対応に苦慮しますよね。

なんかそんな感じだったです。

 

 ですが、よく考えてみると、やはりお医者さまも人間、指名を受けると嬉しいみたいです。

件の髪ボサボサ医師が超不機嫌だったのは、医者はだれでもいいという無自覚な患者に、ちょっとムカついてたのかも? 

じゃあためしに、次回指名してみましょうかね。

 

 

 でもそれで、急にニコニコされたら、またちょっと落ち着かないかなあ。