2005-08-01

だから

 わたしは、なんだかエンジンが好きです。

多分クルマやバイクなどに乗らない人は、全然興味がないと思いますが。

やはり免許を取得して、そういう文明の利器を運転していると、親しみがわくというか、なんか不思議な充実感があります。

 

 そうなるとなんだか、触ってみたくなります。

で、簡単な点検から始まって、だんだんと、ナンチャッテ整備が、エスカレートしていきます。

 

 最初は、いろんな点検をした後にクルマを走らせると、充実感があり、もうそれだけでとても楽しいんですが、たまーに余計な事をついついやってしまい、走らなくなると、もう血の気が引きます。

 

 結論としては、急がばまわれ、さっさと整備工場へ持っていきましょう、なのですが。

で、整備士の方の説明を聞いたら、ああこんなの自分でやっちゃダメだった~、、、と落ち込みます。

 

 それと同じで、私の商売道具の楽器たちも、持ち主がこういう性格ですから、今までかなり、とんでもない憂き目に遭っています。

 

 まあ、その苦い経験を経て、私自身は、ある程度の修理技術は身についたのですが、手を加えたばっかりに音が出なくなって、結局高くついた事が山ほどありますね。

 

 やっぱり、性格が災いするんですな。

ちょっとムリそうな、ヤバめの状態を感じつつも、自分でやってみて、なんとかならんか、みたいな。

ま、自力本願で失敗したら、あきらめつくからいいですが。

 

 ですが、そのあとの修理費を聞いたら、諦めなど、とてもつかない結果も多々ありましたから、やはりプロの仕事は、プロに任せるべきでしょう。

と、頭ではわかっていたはずの私の目の前に、今、バラバラのフルートが転がっています。

 

 誰か、なんとかしてください。