2009-08-01

だんだんと

 人間、ムリのきかない体にだんだんなってくるもんだ、というお話。

 

 ずーっと前、一年くらい遡りますかね。

持病の喘息の発作が出てしまいまして。

それまでは市販のお薬を服用したんですが、それを飲んでも、なんと全く効かなくなっていました。

 

 子供の頃は強制的に医者に連行され、えらいぶっとい注射をブスリと打たれて泣きながらも、体の方は回復してたのですが、大人になったら市販のお薬でなんとか誤魔化してました。

 

 でも今回あたりから、とうとう体力的にきっと、追っつかなくなってきたんでしょう。

 

 もう不思議体験でした。

あまりにも体が、動かなすぎて。

酸素というものが生き物にとって、どれだけ重要なのかを思い知らされました。

 

 まず、台所に水を飲みに行った帰りに、もう床にへたばってます。

駐車場に行くのすら、3分のところが20分以上かかります。

満足に歩けないのです。

でも、這いつくばっていくわけには行きませんから、なんとか休み休みです。

 

 横断歩道は100%渡れません。

途中でタイムオーバーの、赤信号になってしまうからです。

電車なんかには当然乗れません。

空気澱んでるから、仮死状態になるだけです。

 

 空気がタダ、っていうことが、なんと有り難いことか。

いかに体の細胞というものが、酸素に支えられて活動できてるか、身に沁みて感じました。

ですから健康的に生活できる、ということがいかに、贅沢なことかということです。

 

 皆さんもこれからの暑い夏を、夏バテに負けず、是非とも健康的にお過ごしください。