人間、ムリのきかない体にだんだんなってくるもんだ、というお話。
ずーっと前、一年くらい遡りますかね。
持病の喘息の発作が出てしまいまして。
それまでは市販のお薬を服用したんですが、それを飲んでも、なんと全く効かなくなっていました。
子供の頃は強制的に医者に連行され、えらいぶっとい注射をブスリと打たれて泣きながらも、体の方は回復してたのですが、大人になったら市販のお薬でなんとか誤魔化してました。
でも今回あたりから、とうとう体力的にきっと、追っつかなくなってきたんでしょう。
もう不思議体験でした。
あまりにも体が、動かなすぎて。
酸素というものが生き物にとって、どれだけ重要なのかを思い知らされました。
まず、台所に水を飲みに行った帰りに、もう床にへたばってます。
駐車場に行くのすら、3分のところが20分以上かかります。
満足に歩けないのです。
でも、這いつくばっていくわけには行きませんから、なんとか休み休みです。
横断歩道は100%渡れません。
途中でタイムオーバーの、赤信号になってしまうからです。
電車なんかには当然乗れません。
空気澱んでるから、仮死状態になるだけです。
空気がタダ、っていうことが、なんと有り難いことか。
いかに体の細胞というものが、酸素に支えられて活動できてるか、身に沁みて感じました。
ですから健康的に生活できる、ということがいかに、贅沢なことかということです。
皆さんもこれからの暑い夏を、夏バテに負けず、是非とも健康的にお過ごしください。