2009-09-01

でも言いたい

 遠山の金さん。

 

 ふだんは、庶民のたまり場でひょうひょうと過ごす、市井の一無頼漢。

ながらも、悪を憎む所はなはだしく、庶民を苦しめる呉服問屋の陰謀を内偵し、斬り合いになると、まぶしいばかりの桜吹雪を見せつける。

 

 そして、御用だ!が来ると、なぜかうまく雲隠れし、最後の最後にお奉行として、上から目線で、悪人を断罪する。

 

 やいやいやい! 黙って聞いてりゃ、おめえら言いたい放題ぬかしやがって。

おてんとさまは、おめえらの悪行三昧は、ちゃ~んとお見通しなんだよゥ!!

この桜吹雪が目にはいらぬかア! 

 

 この意外の展開に、それまでシラを切り通していた、小づら憎い悪人どもが、びっくりギャフンとなって、被害者のお琴さんとかが

「まあ、金さん!❤️」

となる所あたりは、 ” 実はこの人すごい人 ” パターンの水戸黄門に、なんだか通じるものがありますね。

 

 この爽快感というかスッキリ感が、長年のロングランの秘訣でしょうか!

 

 ただ、ただですよ。

金さんの場合、どんなにお奉行のカッコでも、顔は同じだから、桜吹雪をせんでも、その前段階、

 

 一同の者! オモテを上げい!

 

の瞬間で絶対、あり? ってバレると。

思うんですがね。

 

 

 それを言っちゃあ、お終いですかね?