2017-08-01

志村と叫ぶ夏の夜

 ちょっとばかり怖い話かとも思われますので、気になる方!パス!してください。

特に背中が気になる方。

 

 夏になると、ヒュ~~ドロドロ、夜の暑気払いに最適なのが、昔ながらの怪談ですね。

私、小学生の物心がつき始めた時から、恐怖漫画家の水木しげる、楳図かずお、古賀新一、つのだじろうのファンでした。

特につのだじろう作品『うしろの百太郎』第1巻に出てくる、飛び降りの話(実話らしい。 ! )。

その絵画力の凄さから恐怖のあまりに、

『こんな怖い現実、明日からどうやって生きていけばいいんだ?』

と、絶望に打ちひしがれた記憶があります。

 

 以前も書きましたが、絵本の題材等は時に残酷なシーンがあるものですが、近年の過保護な親からは、そんな絵本を見た子供が、トラウマで夜寝付けなくなったじゃないか!!などと出版社にクレームを言いつけてくるそうな。

 

 でも、そのことについての反論として、

(一時的に恐怖心を植え付けられたからといって、子供のこころの成長にはその衝撃、その恐怖こそがむしろ大事。

悪いことをしてはいけない、命を粗末にしてはいけない、など生きる上での、当たり前の善悪の観念、倫理感を育ててくれるのです。)

みたいなことを、誰かがおっしゃってました。

けだし名言だなーと思いましたね。

 

 実際、その『うしろの百太郎』のお話も、主人公が取り憑かれて窓から身を投げそうになるのですが、危機一髪!!ハッと正気に返る。

そう仕向けたのが、ご先祖の霊である『うしろの百太郎』という筋書きでした。

恐怖に中にも、どことなく救いがありますね。

 

 かくいう私自身、そっち方面には昔っから何の感性もないのですが、高校の頃、昼間家で午睡してた時、何かの気配に目が覚めたんです。

目の先の廊下が、なぜか、とてつもなく急に急に、気になって。

あ、ちょっとこれはなんかヤバイかも、と起きようとしたのですが、身体は全く動かず反応しなかったんですよね。

半分開いた目と、半分覚醒した意識のみが、廊下に潜む何かを感知して、脳に必死の警戒警報を発し続けているのですが、いかんせん身体が動かない。

まあその時は若く体力もあったので、うあ~っと必死に唸りながら身体を寝返りさせ、反対側にゴロンと反転。

その衝撃で、なんとか脳をフル覚醒させ、ようやく起き上がった記憶があります。

 

 これは先述の、悪いことをしてはいけない、命を粗末にしてはいけない、のお話とは別ですが。

やはり何か得体の知れないものが来る!という第6感は、人間としての本能的だったのか、あるいは、ただ脳が作り出した思い込みにすぎなかったのか。

今では知る由もありません。

 

 そんなピュアだった渡辺少年も、最近はお化け動画にツッコミまくりの夏の夜。

これは人生を半分過ぎ、若い頃感じていた得体の知れない何か、に対する恐れというものが、

( まあ言っても皆さん元々は人間だからね~、、 )

という、おおらかなジイサン発想に変わってきたからじゃないかな、と思われます。

 

 実際の看護師の話で、とある怖がりの看護師が、夜勤見回りの時、空室の病室なのに、ふいに背後で声がしたらしいんです。

普段なら、飛び上がるほどの怖がりなのに、その時はたまたまとても疲れていて、つい

『こっちは、仕事でやってるんだから、勘弁してほしいよな~』

と、ブツブツ文句を言ったら、それ以降声がしなくなった、という投稿を読んだことがあります。

やっぱり、幽霊も気を使うんだな~と、ちょっと思いましたね。

 

 だからと言って怖くないわけじゃないです! 

いくら暑い夏だからと言って、見たくはないです。。

えっ、何をって? それは、、     

 

 

 さっきから、あなたの後ろから、あなたを覗き込んでる方をです。   志村~うしろ~!!