皆さん、腕時計の秒針が、文字盤と微妙にズレてるのって、気になったことはありませんか?
わたしは数年前、おとおさまからえらく高価な腕時計をもらったんですが、これも、秒針がカチッ、カチッと、文字盤の目盛りを、微妙に外してるんですよ。
なんででしょう?
気になって調べた所、それは精密機械の歯車のセッティングで仕方ない、というメーカーのご意見が圧倒的でした。
うーん、そうなのかー?
1周60分だから、単純に文字盤も6度づつ、均等に60分割できないのかなあ。
あるいは秒針の動きが、均等に60分割ではないのか?
んなわけないよなあ。
なんか調べたら面白くて、
12時だけ秒針と目盛りがピタっと合って、あと適当、とか、
目盛りのヤル気が最初からまったくなく、もうメチャクチャ、とか、
ナゼか、5分と35分は秒針目盛りがジャストフィット!!あとは全部ツメが甘い、とか、
いろいろあるらしいことです。
ちなみに前述の、おとおさんプレゼンツの高級時計は、レビューでは
” すべてがビタッ!と合う大当たりの個体 “
と、激賞されてましたが、私のはそれよりも高い機種にもかかわらず、全部の目盛りを秒針が、微妙にハズしてました。
じっと見てると応援したくなるんですよね。
次こそはピッタリと合ってくれよ、と。
そら、そこだ!あーもうちょっと押さえて!
あ、ホラ、行き過ぎた。次、頑張れ。
ほれ、そこや!ホラ、だから行き過ぎやっちゅうの、おまえさん。
次!そこやッ。。何で今度は届かへんねん?
とまあ、こんな具合です。
実にじれったい。
実際の時計は、まあ物理的に組み立てのセッティング時にズレたってこともあるでしょうが、笑ってしまうのがケータイとかの、デジタル画面です。
待ち受け画面で。アナログ時計を選択すると、コイツの秒針も、現実の時計を再現したいのか、
『25分と55分にピッタリ目盛りに合わさって、あと適当』
の動きを、リアルに再現してくれていることです。
プログラム上のことなんで、全部ピッタリに組めそうですが、リアルをもとめるメーカーのこだわりなんでしょうか?
こだわりだとしたら、どういったこだわりなんでしょう。
そうそう、このズレのきわどさが、リアルのいい味出してるんだよねー、とか、
このズレ方は、オメガでよくあるんだよねーとか、
台湾製のこの、1秒なんだか2秒なんだか、目盛りの中間を秒針が指すのが面白いよね、
なーんて社内会議してるのかな。
まあそんなこたあ、どーでもいいですがー。
お願いだから、どうか秒針と文字盤をピッタリさせてくださーい。