ここんとこ色々あって、感情にフタをすれば淡々と生きられるかな、とちょっとハードボイルド的に過ごすことが多くなっておりました。
そんな斜めな雰囲気に浸っていたある日の朝。
不用意にも伸びをしたらばですね、パチッという音がして次の瞬間、胸の肋骨らへんがグギギーッと締め付けられるような痛みに襲われました。
普段は医者嫌いなのですが、強烈なこの痛みの前には、そのようなハードボイルドな生き方はあっさり撤回。
チャーッて車に乗って、20分後には総合病院にいました。
もう、咳をするときしむ、くしゃみをするとズキーッと響く、第一触っただけでピリピリーてなるんです、と切々と訴えたところ、じゃあレントゲン、撮ろうか、となり、その結果、、
『渡辺さん、これ肋軟骨の損傷。
ここね、以前もなんか骨折した跡があるけど石灰化してるでしょ、今回もこれと同じ、骨折。
女の人とかでくしゃみをしたら骨折する人とかいるんだけど、カルシウム不足ね。
男の人でも年取った人に多いね。大体が骨粗しょう症だからね。自然に骨が折れるの。
バンドあげるから、巻いて治るの待つしかないね。
肋軟骨だから、まあそれでも4週間はかかるかな。はい、お大事に。』
あの、痛いんですけど。
『うーん肋骨だからどうしようもないね。湿布だけ出しておくから。はい、じゃあ以上です。どうぞお大事に。。』
はい、、、、ありがとうございました。
年寄りと同等なレベルとのことです。
ハードボイルドな生き方こそがどうやら我がにふさわしい、と最近、カッコよく心のどこかで思い始めていたナベ心。
先日の脇毛を剃れ事件ショックに引き続き、医者からそれくらいの痛みでジタバタ騒ぐな的な対応をされ、また新たな現実を突きつけられ、深いダメージを受けました。
前回ハードボイルドにとって脇毛は命!と、なんとかその最後の一線は死守しましたが、今回の新たな現実。
我が骨は、すでに骨粗しょう症のシルバーエリア群にいました。
なんか、はらはらと自分の中から、みずみずしさが失われてゆくことに、底知れぬ絶望を感じつつ、すぐに、コンビニで500mlおいしい牛乳を購入していました。
ついでに、白子おにぎりも。
きっと、人生の最後の最後まであがいて生に執着するタイプですね。
でも、健康寿命はまだまだこれから伸ばせる。
若さも頑張れば伸ばせれる!と、固く決意したので、ハードボイルドは一旦保留にしました。
もっと健康になってから、ハードボイルドにキメようと思います。
おや、うーん、足がかゆい。蚊に刺されたか。いや、乾燥肌か、、もしかして潤い不足か!! どうもハードボイルドには、かなり縁遠いようです。
すいません、わけわかりません。