2018-06-01

ハードポイルド

 ここんとこ色々あって、感情にフタをすれば淡々と生きられるかな、とちょっとハードボイルド的に過ごすことが多くなっておりました。

そんな斜めな雰囲気に浸っていたある日の朝。

不用意にも伸びをしたらばですね、パチッという音がして次の瞬間、胸の肋骨らへんがグギギーッと締め付けられるような痛みに襲われました。

 

 普段は医者嫌いなのですが、強烈なこの痛みの前には、そのようなハードボイルドな生き方はあっさり撤回。

チャーッて車に乗って、20分後には総合病院にいました。

 

 もう、咳をするときしむ、くしゃみをするとズキーッと響く、第一触っただけでピリピリーてなるんです、と切々と訴えたところ、じゃあレントゲン、撮ろうか、となり、その結果、、

『渡辺さん、これ肋軟骨の損傷。

ここね、以前もなんか骨折した跡があるけど石灰化してるでしょ、今回もこれと同じ、骨折。

女の人とかでくしゃみをしたら骨折する人とかいるんだけど、カルシウム不足ね。

男の人でも年取った人に多いね。大体が骨粗しょう症だからね。自然に骨が折れるの。

バンドあげるから、巻いて治るの待つしかないね。

肋軟骨だから、まあそれでも4週間はかかるかな。はい、お大事に。』 

 

あの、痛いんですけど。

 

『うーん肋骨だからどうしようもないね。湿布だけ出しておくから。はい、じゃあ以上です。どうぞお大事に。。』     

 

はい、、、、ありがとうございました。  

 

 年寄りと同等なレベルとのことです。

ハードボイルドな生き方こそがどうやら我がにふさわしい、と最近、カッコよく心のどこかで思い始めていたナベ心。

先日の脇毛を剃れ事件ショックに引き続き、医者からそれくらいの痛みでジタバタ騒ぐな的な対応をされ、また新たな現実を突きつけられ、深いダメージを受けました。

 前回ハードボイルドにとって脇毛は命!と、なんとかその最後の一線は死守しましたが、今回の新たな現実。

 

 我が骨は、すでに骨粗しょう症のシルバーエリア群にいました。

 

 なんか、はらはらと自分の中から、みずみずしさが失われてゆくことに、底知れぬ絶望を感じつつ、すぐに、コンビニで500mlおいしい牛乳を購入していました。

ついでに、白子おにぎりも。

 

 きっと、人生の最後の最後まであがいて生に執着するタイプですね。

でも、健康寿命はまだまだこれから伸ばせる。

若さも頑張れば伸ばせれる!と、固く決意したので、ハードボイルドは一旦保留にしました。

もっと健康になってから、ハードボイルドにキメようと思います。 

おや、うーん、足がかゆい。蚊に刺されたか。いや、乾燥肌か、、もしかして潤い不足か!! どうもハードボイルドには、かなり縁遠いようです。

 

 すいません、わけわかりません。