皆さんこんにちは👋😃シンフォニー渡辺です。
遂に今年も、半分のところの月に入ってしまいましたが、前半戦は、さぞ有意義な成果を、きっと皆さん上げられたことですよね。
僕は何をやったか、よく覚えていません。
昨日、深夜バスで帰途についたのですが、バスの運転手のマイクの案内が、低音ボソボソ、かつ実に独特でした。
『はぃ、発車しゃ-しゅ-』(発車します)
『大場ちょウ-しゅ』(大場町です)
『停車しぇーお立っくしぁ-』(停車してからお立ちください)
ゆっくりとした、低い声。
でもなんか全体的に、かすれ音と言いますか、全て語尾のエアーが抜ける感じなんですよね~。
常に、しゅぉあ~ん、て喋っている感じ。
脱力系。
深夜帯サービスの癒し運転か?
西郷さんみたいな年配の運転手さんなんですが、その運転具合も、ゆったりとした風合いです。
弧を描くような手さばきでハンドル操作をし、その円の動きでギア操作をするのですが、シフトレバーは握ってガコガコ操作するではなく、あくまで円の動き。
それを崩さずに、手のひらでシフトレバーの頭をかるく撫でます。
そんな軽さなのに不思議と、プスゥ-、カチッと正確にギアがチェンジ。
熟練の技。
気品ある手さばき。
静かなる運転。
たくさん乗ってるのに皆黙ったまま、しん、として揺られています。
そんな疲れた人々を乗せ、深夜バスは走ります。
ピンポーン、停車ボタン。
『てぃ-っしまゅ-』(停車します、か?)
次の停留所、ピンポーン、
『ヴ-ッフ』(はい、 だと思う)
終点に近づくにつれ、発音もさらに難解になっていきます。
まあでも、意味は解らんでもないです。
ベテランの雰囲気をあえて演出中しているのか、この人自体そもそもが、おごそかなのか。
で、ようやく私の停留所に着きました。
その降り際、ひとりの明るい女性が、運転手に、
『ありがとうございました❗』
と、声をかけたのですが、それになんと、
『ザァ-』
と、応えていました。
『ざぁー』その時は翻訳しきれなかったのですが、こうしてわざわざ文章にした今、ようやく判りました。💮
(あざ-っす!、ありがとうございます!)
成程、そういうことですね‼
深夜バスの癒しのひととき。
いちいち気になって、全然癒しになりませんでした。