2023-06-01

仕事は楽しく

 皆さんこんにちは👋😃シンフォニー渡辺です。

 

 遂に今年も、半分のところの月に入ってしまいましたが、前半戦は、さぞ有意義な成果を、きっと皆さん上げられたことですよね。

僕は何をやったか、よく覚えていません。

 

 昨日、深夜バスで帰途についたのですが、バスの運転手のマイクの案内が、低音ボソボソ、かつ実に独特でした。

 

『はぃ、発車しゃ-しゅ-』(発車します)

『大場ちょウ-しゅ』(大場町です)

『停車しぇーお立っくしぁ-』(停車してからお立ちください)

 

 ゆっくりとした、低い声。

でもなんか全体的に、かすれ音と言いますか、全て語尾のエアーが抜ける感じなんですよね~。

常に、しゅぉあ~ん、て喋っている感じ。

脱力系。

深夜帯サービスの癒し運転か?

 

 西郷さんみたいな年配の運転手さんなんですが、その運転具合も、ゆったりとした風合いです。

弧を描くような手さばきでハンドル操作をし、その円の動きでギア操作をするのですが、シフトレバーは握ってガコガコ操作するではなく、あくまで円の動き。

それを崩さずに、手のひらでシフトレバーの頭をかるく撫でます。

そんな軽さなのに不思議と、プスゥ-、カチッと正確にギアがチェンジ。

熟練の技。

気品ある手さばき。

静かなる運転。

たくさん乗ってるのに皆黙ったまま、しん、として揺られています。

 

 そんな疲れた人々を乗せ、深夜バスは走ります。

ピンポーン、停車ボタン。

『てぃ-っしまゅ-』(停車します、か?)

次の停留所、ピンポーン、

『ヴ-ッフ』(はい、 だと思う)

 

 終点に近づくにつれ、発音もさらに難解になっていきます。

まあでも、意味は解らんでもないです。

ベテランの雰囲気をあえて演出中しているのか、この人自体そもそもが、おごそかなのか。

 

 で、ようやく私の停留所に着きました。

その降り際、ひとりの明るい女性が、運転手に、

『ありがとうございました❗』

と、声をかけたのですが、それになんと、

『ザァ-』

と、応えていました。

 

 『ざぁー』その時は翻訳しきれなかったのですが、こうしてわざわざ文章にした今、ようやく判りました。💮

 

(あ-っす!、ありがとうごいます!)

 

成程、そういうことですね‼

 

 深夜バスの癒しのひととき。

いちいち気になって、全然癒しになりませんでした。