2009-06-15

偏食?

 初めて、映画で感動したのは『スターウォーズ』でした。

 

 当時の感覚では、未知への世界への憧れのツボに、バシバシはまりまくった気がします。

映画館を出た瞬間、しまった!!まだ出ずに最初からもう一回見るんだった!!と、つくづく後悔しました。

それぐらい、アドベンチャーな広大な宇宙と、宮崎の空は、あまりにもギャップがありました。

 

 中一の頃に見た、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』も感動しました。

当時思春期でしたから、ヒロイン森雪にハマってしまい、一気にヴァーチャルな世界へ引きずり込まれた気がします。

映画館を出た瞬間、しまった!!まだ出ずに最初からもう一回見るんだった!!と、またまたつくづく後悔しました。

それぐらい、宮崎の能天気な空は、思春期の目に空しく映りました。

 

 でもそれ以降、感動の映画に巡り合ってないですね。

若い頃の感性は瑞々しいから、という理由もあるでしょうが。

 

 最近のハリウッド映画は、なんか自分の中では、かなり厳しいものがありますねー。

深みがない、と言うか、表面的と言うか。

お金かけて、すごいセットを撮ればオーケーみたいな。

それに、致命的なのは、ストーリーが単純すぎるのと、必ず最後に、キスシーンで終わるのが定番になっちゃってますな。

 

 別にキスシーンはいいんですよ。

でも終わり方がなんかパターン化しててね、面白みにかけますなあ。

さんざん主人公が戦って戦って、そうしてやっと戦い終わった頃に、ポリスがピロピロいいながら登場して一件落着。

でなんか、オシャレな決めセリフみたいなあとに、キスシーンで終わり。 

 

 ですわ。

どうよこれ。

 

 見る映画が偏ってるのかなあ~。