2013-10-15

危険なおいしい季節

 食べ物に関しては、人間は別の人格を有していると思われます。

 

 こないだ講師控え室の扉を開けたら、スタッフの方がカップラーメンを、今、まさに食べようとしているところに出くわしました。

なので、

『オッ、美味しそうですね~。今お昼ですか?』

と、聞いたら、

『そうなんですよ。今日忙しくって。やっとなんです。』

『それは何ラーメンですか』

『秋限定の○○がコンビニで売ってたから思わず買っちゃいました~。』

と、超嬉しそうに、ニコニコニコとおっしゃいました。

 

 なので言わなきゃいいのに、

『どうもすいません、わざわざ僕のために』

と、しょうもない冗談を言ったら、急に表情が強張って、

『いや、それは違うと思います!!』

『、、、』

『絶対に違うと思います!』

と言い放たれました。

恐かったです。

でもこれは僕が悪かったです。

判ります。空腹時の冗談は万死に値する発言だと思います。

 

 以前、仕事帰りに[ステーキガスト]なるものに入ってみようとした時のことです。

結構パーキングは満杯で警備員が入り口に立っていたので、空きがあるかどうかだけを聞こうと思って、何も考えずに反対車線から入り口に車を寄せた瞬間、視力を失ったがごとくの眩しい光に襲われました。

 

 ビックリしてみて見ると、よく見るとそこにはズラーッと空き待ちの車の長蛇の列。

その先頭車両の方(子供連れ女性)がナベにハイビームを浴びせていたんです。

よく見ると車内で、すごい形相で何か叫んでいます。

『こらあああ!!”$#%&”%#$”!!やい、&$%#&#%”、この、&%&$%#’”<|!』

くらいは、叫んでいそうな剣幕でした。

わたしが紛らわしくて皆様ゴメンナサイの勢いで、ほうほうの態でそこを立ち去りました。

 

 秋ですね。

食べ物がおいしい季節になってきました。

おいしい季節の落とし穴。

くれぐれもご注意を♫(自分がな)