子供の頃はプラモデルに凝ってました。
当時自分の中での、3大プラモカテゴリーはゼロ戦、軍艦、スーパーカーが大流行。
ハマりまくってました。
模型店の、あの清涼なる独特な匂いの中で、お目当てのプラモが入荷していた日は、もう大興奮でした。
入荷予定のパンフレットに印刷されていたプラモデルを、今こうして実際に手に取ってみると,箱のスーパーカーの絵が、予想よりグラマラスな絵でちょっとドキドキしたり、箱の中の戦闘機の、半分に割れた胴体が意外にホッソリしていてびっくりしたり。
なんかそのワクワク感は、女子の方には解らない世界らしいですね。
自分でも解りませんでした。なんでわざわざバラバラなのを、お金を出して買って、ご苦労さんにも、いちから組み立てて喜んでるのか。
実際組み立てるのは超へたくそで、挿絵の通りに美しく仕上げた事は、一度もありませんでした。
接着剤がハミでたり、部品が壊れたりして、出来はまあ悲惨なもんでしたが、それでも小遣いが入るたびに模型店に足繁く通って、それはもう駄作ばっかり、山ほど作りましたねー。
パズルみたいに、完成品へと向かう達成感が、プラモデルのひとつの魅力なのかもしれません。
それと自分が、こよなく美しいと感じるものを、手元でいつまでもじっくりと愛でるという陶酔感。
このあたりの感覚は、ジュエリー好きな女性の方は解っていただけるかもしれません。
今も実は、原寸大のプラモデルに凝ってます。
写真映りは最高、実物はサビだらけというひどい代物でしたが、もう俄然闘志がふつふつと湧き上がってきました。
こいつはなかなか手強そうだが、この状態をどうやって復活させてやろうか、と。
アメリカより、バイクが船旅の末、無事到着致しました。
写真では、これ以上良好なバイクは無い、と思われるくらいに美しかったこのバイクでしたが。。。
実際はマフラーはサビで穴があき、テールライトはバキバキに割れていて、中には謎の白いマユが5、6個。
タイヤは丸坊主。
キャブレターは、乾燥ガソリンが詰まりまくり、ウィンカーは右に倒したら、おもむろに左が点く。
面白い!!
やはりこうして、いろいろ手を加えて自力でなんとかするのが、男子には楽しい事なんでしょうか。
いいおもちゃが手に入りました。
また近日ブログ製作予定です。
エイリアンの写真もアップ予定ですので、見てあげてください。