2016-05-01

季節労働者のつぶやき

 皆様、楽しいGWをお過ごしでしょうか。

私はGW期間中はクルマの塗装屋さんになってます。

缶スプレーは垂直にスプレーしないと、水平だと噴射が悪くなりますね、というどうでもいい貴重情報を載せておきます。

 

 先日発表会がありました。

とても楽しい発表会でしたが、いつも自分自身に返ってくる、ヒントみたいなものがあります。

生徒さんたちの真摯な演奏を聴きながら、またそれを、心から楽しんでくれるお客さんたちの反応を見ながら、人にとって心地よい音というのは、どういうものなんだろう、という気づきがありました。

 

 自分で曲作りをするようになって、創る音楽はまず自分が心地よさを感じ得るものでないと、人様に聴かせられるものではない、と改めて自覚するようになったのですが、演奏もまたしかりです。

それは、その時その時の空気感に大きく左右されますが、それだからなおかつ、いかなる時もブレないメンタル的な幹の太さ、自分は腹から歌っているか、そういう精神の屹立性がとても大切になってきます。

 

 でも今回感じたのは、それよりも、奏者自身がどれほど曲になっているか、それこそを、お客さんはこうして聴きに来るのではないだろうか?

今回の発表会で生徒さんたちの演奏を聴きながら、実にしみじみ考えさせられました。

 

 そんなしみじみとしたことを考えながら、連日外の作業で紫外線にすっかり労働者焼けして、まったく色が黒いです。

そんな季節労働者風のサックス吹きが、今月末ライヴやりますから皆さん、どうぞご来店くださいまして、僕たちメンバーに日当を稼がせてください。 

よろしくお願いします。