以前書いておりました、チャリンコ世界一周(東京↔︎宮崎)の旅のお話が、いつの間にか終わっていたのに、お気付きの方いらっしゃいましたでしょうか。
実はあのあとの展開が、なんともなさけない幕切れで、自分でも書く意欲がなくなってしまったのが、断筆(大げさ)の原因だったのですが、やっぱり書きます。
最後の章は侠友、拓の友情編でしたが、結局そこで私の根性は永久にヘシ折れてしまい、残りの大坂~九州宮崎間はズルして、カーフェリーに乗ってしまいました。
あれ以上は、もう無理〜。
自由の風を求めて、走り出した自転車野郎。
その青春の一ページの締めくくり、、、
→ カーフェリー。
あ~もう、なんとも締まらない~。
という訳で、今度は宮崎からの帰りはどうすんの、という話ですが、これはさらにカッコわるく、宮崎の実家にチャリンコを置いてきて、さっさと電車で東京に帰ってきてしまいました。
しかもその思い出のチャリンコは、姉さまが宮崎で乗り回したあげく、どこかで盗まれてしまいました。
どこかで大事に使われていたらいいんですが。
もしかしたら万景峰号に乗せられて、北朝鮮にでも渡っていってしまったのでしょうか?と、こういうお話です。
壮大な青春ロマンは、実は根性が続かずに、人知れず終わってしまっていた、という結末だったのです。
なんて、人間味溢れる展開なんだろう、と心広く思ってくだされば、幸いです。
なので次回は、もう開き直って、今までの超かっこわるかったお話でも書きます。
たくさんあります、これがまた。