2005-01-15

完結編

 以前書いておりました、チャリンコ世界一周(東京↔︎宮崎)の旅のお話が、いつの間にか終わっていたのに、お気付きの方いらっしゃいましたでしょうか。

実はあのあとの展開が、なんともなさけない幕切れで、自分でも書く意欲がなくなってしまったのが、断筆(大げさ)の原因だったのですが、やっぱり書きます。

 

 最後の章は侠友、拓の友情編でしたが、結局そこで私の根性は永久にヘシ折れてしまい、残りの大坂~九州宮崎間はズルして、カーフェリーに乗ってしまいました。

あれ以上は、もう無理〜。

自由の風を求めて、走り出した自転車野郎。

その青春の一ページの締めくくり、、、

 

   →    カーフェリー。

 

あ~もう、なんとも締まらない~。

 

 という訳で、今度は宮崎からの帰りはどうすんの、という話ですが、これはさらにカッコわるく、宮崎の実家にチャリンコを置いてきて、さっさと電車で東京に帰ってきてしまいました。

しかもその思い出のチャリンコは、姉さまが宮崎で乗り回したあげく、どこかで盗まれてしまいました。

 

 どこかで大事に使われていたらいいんですが。

もしかしたら万景峰号に乗せられて、北朝鮮にでも渡っていってしまったのでしょうか?と、こういうお話です。

 

 壮大な青春ロマンは、実は根性が続かずに、人知れず終わってしまっていた、という結末だったのです。

なんて、人間味溢れる展開なんだろう、と心広く思ってくだされば、幸いです。

 

 なので次回は、もう開き直って、今までの超かっこわるかったお話でも書きます。

たくさんあります、これがまた。