2015-11-01

底辺

 いよいよ11月に入り、師走の足音が彼方から聞こえてきそうな肌寒さになってきましたね。

皆さん、お元気にお過ごしでしょうか。

 

 こないだ、TVを見ていて感心したことがありました。

視覚障害をもつ高校生、でも彼は小学生の頃から、クラスメートの誰よりも早い脚力を持っていました。

障害はありますが、彼はその脚力を生かして高校では陸上の短距離走の選手となり、日本代表の座を狙えるところまできました。

ですが、選考会に向けた過酷な練習の結果、靭帯を損傷し、一時静養を余儀なくされたのです。

 

 生まれつきほとんど視力がなく、それだけでもかなりなハンデなのに、唯一自慢の足を生かした陸上でさえ、大事なときに故障してしまった。

ここぞというときに、いつもなんてオレはついてないんだろう、と普通クサりますよね。

でも彼は違いました。

いろいろ考えた挙句、全く走ることができない今だから、逆にその分のエネルギーを転化して、体幹を鍛えるべく上半身の強化に臨み始めたのです。

 

 『極限のどんぞこに落ちた、追い詰められた時こそ、それをバネにして自分がさらに強くなれると思っているんです。

だから、願ってもないチャンスなんだと思いました。』

 

 18歳の子供が、不平も言わず黙々と実にシビアな世界でタフに生きてるのに、50の健常者が、体がダルイだのテンションがあがらない、だの。

精神の頂きの、あまりに違う彼の言葉を聞いて、まあー恥ずかしくなりました。

 

 

 底辺を知る者こそが語れる、このさりげない彼の発言には、すっかり襟をピシャン!!と正させてもらえました。 

どん底は人を強くする。

確かにそうだ。

自分も頑張るよ。とりあえずできることからね。

ツイてないと思った時こそ、ツキが始まる転機と思ってクサらずに、だね。判った! 

とりあえずは、笑顔を作ることから始めます。

 

 とまあ、だんだん忙しくなってくるこの時期。

だからこそ、いい時間を過ごしたいものです。 

皆様、ごきげんよろしくお過ごしでしょうか? (笑顔!)

 

 またお会いしましょう⭐