2009-12-01

教習所始まり〜

  夢の限定解除。。。

 

 でも今は「限定解除」という、まるで選ばれし者だけが、大空に羽ばたいていけるような、自由っぽい言い方はしないんですね。

単に大型二輪というだけです。

教習所で、限定解除の手続きお願いします、と申し込んだら、自動車学校の可愛い受付嬢に、何それ?みたいに、ハナで笑われてしまいました。

 

 でもね、お嬢さん。

この限定解除という言葉は、僕たちの世代には超特別な響きなんだよ。

覚えといてね。

 

 で、初教習、行って参りました。初めてナナハンに乗った感想はというと。。。。。。。

うー、

ゴツいし、 

デカいし、 

重たいし、 

可愛らしくない。

 

 タンクなんか、もうまるで岩です。

岩石。

優雅さのかけらもない。

 

 岩にしがみついて、走ってるみたいな格好です。

ほんと、何の必要性があって、こんなゴッツいバイクが世の中にあるんだろうと、我ながらとても変ですが、疑問に思いました。

予想以上に、ガタイがデカかったんです。

 

 さらにビックリしたのは、ウォームアップ走行で、周回コースを教官についていった時の、ナナハンのムチャクチャな馬力です。

岩、速い速い。

完全に予想外の、その驚異のダッシュ力。

そして、トルクでかいから、低速でも全然エンストしない。

ちょっとアクセルひねったら、バキューンて飛んでいく。

さすが ” 限定解除岩 ” の実力は、凄まじいです。

 

 大型二輪の免許が、必要な訳がようやく分かりました。

普通に知らずにこんなもん乗っちゃったら、危険どころかアッサリ死にますよ。

こんなのを作る人も、こんなのに乗る人も、やっぱり変です。  自分のことは置いてます。

 

 私はただ今、第一段階の見極めでボロボロ修了、明日から第二段階突入です。

 

 この第一段階の見極めは、実に調子よくなかったので、最後の教官のお手本ライディングテクニックを見る際、

《感極まった表情》

をしてみせ、教官の立ち姿勢での模範では、さらに、

《なんと素晴らしい!!!》

とばかりに、目をキラキラ輝かせました。

 

 そしたら、その教官先生、見極めが終わってから、オマケですよ、と言いながら、私を合格させてくれたのです。

なので、見極め修了、できました。

 

 このように、ここぞ!という場面では、禁じ手も使い、教官心をくすぐり、なんとかやってます。

でも第二段階は、ちゃんと岩の心をつかみ取れるように、頑張らなきゃ!