2017-08-15

時代

 昔語りで、夏の後悔と、夏の恐怖体験を。

 

 20代の若かりし頃、アルバイトで滋賀県のニチイかどっかに行った時のこと。

たくさんお買い物をしてくれたおばあちゃんに、ちょっとこの近くだから。買ったものを運んでくれませんか?と言われ、二つ返事で、ああいいですよ!と、お家まで持って行きました。

 

 確かに、坂道がちょっときつくて、この大荷物はおばあちゃんにはキツかったなー、とお家に運び込んで、ちょっとハアハアしてました。

するとおばあちゃんが、何やらお財布をまさぐりだしたので、

ああ、これはお小遣いをくれようとしてる?100円ジュース代だね)

とボンヤリ思っていたら、はい、お駄賃ね、となんと千円札を出してきました。

もう、とってもびっくり、超びっくりして、いやいやいや、仕事ですから、いいですいいです!!と、何度も何度も断ったんですが、はい、もう取っておいて!と、最後には無理やり握らされました。

 

 おばあちゃん暮らしには千円はおっきいです。

なぜ、あの時無理にでも断らなかったんだろう、とこのことは思い出すたびに、なんか胸が苦しいというか、今でも後悔しています。

ア、おばあちゃんが、財布を開け出した段階で、

『じゃあおばあちゃん、お仕事戻るね~、また来てね!!』

と、明るく素早く立ち去らなかったのだろう、と今ならそう思います。

 

 経験値が少ないから、なんだか流されちゃった感じで、そのまま受け取っちゃったけど、それが今でも苦しい後悔のタネです。

素早く立ち去る、という最善策が、なぜ頭に浮かばなかったのか。

こういう後悔は、一生残りますね。自分ではちょっとほろ苦いお話です。

あのおばあちゃん、長生きしてっかなあ。。。

 

 でこの話はちょっと怖かった話。。 

ニチイに帰ったら、ちょっと恰幅のいい、見た目50代後半ぽい女性客の方が、店員さんに妊婦さん用グッズを尋ねられ、お嫁様のおめでたですか?と、にこやかに聞いた店員さんに対し、

『ウチが産むねん!』

と、ポーンと腹を叩きながら言い放ちました。

それを聞いていた真横にいた店員が、驚愕のあまりお口をあんぐり開けて、僕を振り返った時が、まさしくホラーでした。

 

 今の時代は、スキンケアが当時より進化しているせいもあり、女性の皆さんおいくつになっても、お肌自体がプルプルモチモチで、全然年齢不詳の方ばっかりです。

 

 でも当時は思いっきり昭和だったので、やっぱり時代ですよね。

そのお方、明らかに白く塗り固めたお肌に、赤い紅をクワッと広げて、僕の半径30cmでゆっくりじわーっと振り返ったもんですから。。  

若かりし時の感覚なので、すいませんが、どうぞご容赦ください。

 

 白昼ホラーでした。

 

 だから、今の世の中は、女性の方が素にお若いので、実に若々しい世の中になりました。

で、メイクつながりなのですが、次の映像はヤフーに載ってたので、ちょっと載せてみます。

 

 まあ正直なところ、わたしノーメイクが好きなので、1~7人目までは、メイク画像からノーメイク画像を見ると、一瞬変化を感じます。

が、逆にノーメイク画像から先に見ると、メイクしてない顔立ちが実に健康そうで、艶やかなメークアップ顔より好感持てますね。 

   8人目の白雪姫以外は。。。。。。。これも時代でしょうか?

 https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapan/disney-princesses-without-makeup?bfsource=bbf_jajp&utm_term=.qcB6wlMgg#.qqNwvY588