2014-01-01

没頭風邪

 2014年、午年。みなさん、明けましておめでとうございます!

 

 今年も年末年始はだいぶ冷え込みましたが、皆さんお風邪など召されずに、お元気に過ごされましたでしょうか?

僕は風邪をひきました。

 

 そう、今年は寒風吹きさらしの中、35万キロに到達した愛車のエンジンをオーバーホールしました。

その、大型連休を骨の髄までしゃぶってやろうとする貧乏人根性が、災いしたようです。

 

 トータル7日間で全行程終了しましたが、最初のワクワク感はどこへやら、最後のほうなんかは、あーめんどくさいナー、寒いのにー、頭痛てー、だるいー、よだきいー(宮崎弁で疲れたの意)の連続でした。

 

 プロの人は大したもんですね、こんなめんどくさい作業を、お金もらってるからとはいえ、毎日キチンとやるんですから。

自分はたまにやるから楽しいんであって、それも楽しさ一瞬、よだきさ9割です。

楽器吹いている方が、やっぱ性に合ってます。

 

 それでもいつか終わりは必ず来るもので、ようやく仕上げの火入れをやっている最中に、2度ほど通りがかりのオヤジさんが声をかけてきました。

 

 やっぱりこういう車関係の注目度は、男性の方が圧倒的に高いです。

声をかけてくださったお2人、ともに初老の方だったのですが、エンジンの音がいいねえ、自分で出来ると楽しいだろうね、なんてお話されているお顔は、もう子供そのもののキラキラした表情でした。

 

 おとなだから、こどもだから、なんて区分けはなんなんでしょうか。

ざっくり割って考えてみると、要は好奇心の数なのではないのかなと。

 

 いろいろ知ることで、好奇心は満足しますが、未知の世界はどんどん減っていきます。

実際はもっとより奥地に、いろんな知られざる世界はあるのでしょうが、大人=老化という大命題が公平にのしかかってきますんで、好奇心を感じる心も、それを探究する気力も、薄まってくるのは現実なとこだと思います。

だから、黒酢やらグルコサミンやらニンニク卵黄が、大人には必要なんです。(試供品、申し込みました)

 

 そのお2人がニンニク卵黄を飲んでいたかは永遠の謎ですが、なんだか趣味話を北風の中、延々30分はそれぞれの方とお話していた気がします。

 

 よくペットは、子供の心のまま、体だけ大人になると言われますが、人間も一緒だよなあー。

まあ大人になれば雑多なこともありますが、やはり楽しいことに没頭している時が、1番輝いてみえるんだなと、その輝いたオジサンのお顔を眺めながら思いました。

 

 さあ無事に車も組み上がったし、今度はこっちの体調を戻しましょう。

 

 今年も、ぜひ皆さん、輝ける一年をお過ごしください!

どうぞ本年もよろしくお願い致します。

    2014 元旦

 

 

 

 

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