先日ユーチューブを見ていたら、信号待ちで仲良く一般ライダーと会話する白バイ隊員、というのがありました。
ホンマかいな、と思ってみてみたら本当に、あなた達お知り合いですか?というくらいに親しげに、一般ライダーと会話をしてる白バイ隊員の動画でした。
へー、こんなこともあるんだなー、と思いつつ、次の日バイクで仕事に向かっていたら、信号待ちで白バイが止まっていて、自然とナベはその横に止まる形になりました。
そして、おもむろに白バイの方を向くと、なんと昨日見た動画のように、白バイ隊員が話しかけて来たではありませんか!
ひょえ〜っ。
その白バイ隊員の方は、とても礼儀正しく、ちゃんとシールドを上げサングラスを取り、ナベに話しかけて来ました。
なので、なべは昨日ちゃんと予習してあったユーチューブの話術で、カジュアルでにこやかな、いかにもマナーのよいライダーのふりをして応対しました。
白『めずらしいバイクですね!』
ナベ『ええ、80年代の逆車です』
白『Fの一種ですか?』
ナベ『はい、そうです!えっ、さすがですね!!なんで分かりました?』
白『エンジンの形がFと一緒だな、と思って』
ナベ『そうですそうです。いやー、一目で分かっちゃうんですね!』
白『いやあ~(照)(笑い)』
とイメトレ通りに
『信号待ちで仲良く白バイ隊員と会話する一般ライダー』
を体現できました。
いやあー、なかなか心臓に悪い体験でした。
でも、一瞬素に戻った彼らは、ただの普通の気のいいお兄ちゃんで、礼儀正しく爽やかで、じつに清々しい時間でしたね。
その後、池袋でも信号待ちしていた白バイ隊員がいたので、同じようにスーッと擦り寄っていったら、そのオッチャン白バイ隊員は、ナベをジロリと不審そうに見て、さっさと行ってしまいました。