2006-12-15

酒量の推移

 こないだ忘年会に行ってまいりました。

 

 とは言っても、その日は車で飲酒できなかったので、ウーロン茶で大いに酔っぱらってやるぞ、と逆に意気込んで参加しました。

 

 メンツは生徒さんたちで、イケメンおじさんたちと、それをとりまく美女軍団。

先行の彼等は、もうすでに、できあがっている様子でした。

 

 でも、最近は顔色だけじゃわからんのね。酒入ってるのが。

特に女性、しかもオフィス街にある楽器店に通ってくる生徒さん。

 

 あの人らって、会社の付き合いとかで、常々飲み歩く機会も多いらしく、鍛えられてるせいかあるいは、本当の真の目的はそこにあって、あえて東京オフィス勤務を選んでいるのか。

とにかく!やたら酒強い!!

 

 話をすれば、初めて分かります、あ、この人かなり飲んでるなあ、というのが。

ロレツまわってないから。

物も時々バターン倒したりしてましたし。

でも、顔色も目の様子も、シャキッとしてて、普段とちっとも変わらんのですなあ。

 

 しゃべりだけが、晩酌中のとっつぁんを、彷佛とさせてます。

ロレロレしてるから。

しかも飲んでるのって、もうカクテルとか、そんな可愛いのじゃないです。

大吟穣とか(字あってます?)なんたらのナントカーとか。

辛口がどうのこうのとか。

 

 あまりにもこの光景が感動的だったので、後日この話を、別のおとなしそうな生徒さんたちにしました。

なんでこんなに、みんな酒強くなっちゃったの? て。

女の子がこんな酒強いの、どうよ?と。

 

 そしたら

「そうですよ!もう若い男の子なんか、全然弱くって話になんないです!」  

(えッ?)  

「この前も、若いコと飲みにいったら『ボクあんまし強くないんでお手柔らかに』なんて言うんですヨ。

フザケるな!って思っちゃいました。

今からテメエの肝臓、私が鍛えてやる、って思いましたよ。」

 

 ああ~そうだったのか。

あなたもそっちの世界の人だったのか、と思いました。 

 

 というか、健全な社会生活付き合いを送るには、別の裏基準が存在することを痛感して、また新たに感動したわけです。

初めて働きに出て、世の中の仕組みが分かって、社会に目覚めたフレッシュマンみたいな気分でした。

 

 いやあ勉強になるわー。

 

 というわけで、この新しい気分で、また来年も元気に行きたいと思います。

 

 皆様また来年もよろしく、ということで、是非お元気に、良き新年をお迎えください。