こないだ忘年会に行ってまいりました。
とは言っても、その日は車で飲酒できなかったので、ウーロン茶で大いに酔っぱらってやるぞ、と逆に意気込んで参加しました。
メンツは生徒さんたちで、イケメンおじさんたちと、それをとりまく美女軍団。
先行の彼等は、もうすでに、できあがっている様子でした。
でも、最近は顔色だけじゃわからんのね。酒入ってるのが。
特に女性、しかもオフィス街にある楽器店に通ってくる生徒さん。
あの人らって、会社の付き合いとかで、常々飲み歩く機会も多いらしく、鍛えられてるせいかあるいは、本当の真の目的はそこにあって、あえて東京オフィス勤務を選んでいるのか。
とにかく!やたら酒強い!!
話をすれば、初めて分かります、あ、この人かなり飲んでるなあ、というのが。
ロレツまわってないから。
物も時々バターン倒したりしてましたし。
でも、顔色も目の様子も、シャキッとしてて、普段とちっとも変わらんのですなあ。
しゃべりだけが、晩酌中のとっつぁんを、彷佛とさせてます。
ロレロレしてるから。
しかも飲んでるのって、もうカクテルとか、そんな可愛いのじゃないです。
大吟穣とか(字あってます?)なんたらのナントカーとか。
辛口がどうのこうのとか。
あまりにもこの光景が感動的だったので、後日この話を、別のおとなしそうな生徒さんたちにしました。
なんでこんなに、みんな酒強くなっちゃったの? て。
女の子がこんな酒強いの、どうよ?と。
そしたら
「そうですよ!もう若い男の子なんか、全然弱くって話になんないです!」
(えッ?)
「この前も、若いコと飲みにいったら『ボクあんまし強くないんでお手柔らかに』なんて言うんですヨ。
フザケるな!って思っちゃいました。
今からテメエの肝臓、私が鍛えてやる、って思いましたよ。」
ああ~そうだったのか。
あなたもそっちの世界の人だったのか、と思いました。
というか、健全な社会生活付き合いを送るには、別の裏基準が存在することを痛感して、また新たに感動したわけです。
初めて働きに出て、世の中の仕組みが分かって、社会に目覚めたフレッシュマンみたいな気分でした。
いやあ勉強になるわー。
というわけで、この新しい気分で、また来年も元気に行きたいと思います。
皆様また来年もよろしく、ということで、是非お元気に、良き新年をお迎えください。