2006-04-15

校歌

 、といえば思い出すのが、高校時代の炸裂事件のことです。

今回は備忘録がわりです。

 

 私の通っていた高校は、男女共学の一般的な進学校で、私を除いて他の生徒は、ごくごくフツーの人たちばかりでした。

 

で、ある朝の全体朝礼。

いつものように先生達が、何かボソボソと演壇でしゃべっているのを聞きながら、わたしはとっても退屈しておりました。

 

 今思うと、私はその高校に馴染めてなかったようですね。

いい友達はたくさんいましたが。

 

 で、その当時には、すでに音楽に進路を決めてましたし、進学とは関係がないので、成績はウナギ下がりに下がってましたし、サックスばっかり吹いてたから、授業の内容はほぼ100%、何言ってんだか分かってませんでした。

 

 ひとりだけ、ポツンでしたな。

今でも、あの落ちこぼれ感は、たま~に夢にみます。

ですので、音楽室以外では、自分の居場所はありませんでした。

そんなんで、かなりフラストレーションが溜まっていたようです。

 

 で、話は朝礼。

相変わらず、お話の中身は進学の話。

去年は東大に何人、慶応に何人などという内容ばかりで、いかに多く、国公立にたくさん進学して、学校のレベルを上げるか。

今思うと、人生とかの話はなかったなあ。

 

 で、ようやく長かったお話も終わり、最後に校歌斉唱。

ああ~、これは今でも苦手かも。

うちの高校、みんな歌わないんです。

中途半端な小声でしか。

小学校の時とかの方が、全然、声出てた。

 

 でもね、服部良一さん作曲の

『立て!光りみなぎるこの丘に。~~』

で始まるその校歌は、実はひそかにいいウタだなあ、と気に入っておりました。

サビのテンションが、クーッッとくる感じで、とても盛り上がりが良いのですよ。

 

 で、ピアノ伴奏が始まり、皆さん歌い始めるのですが、やっぱりいつもの聞こえるか聞こえない程度に、ボソボソしか歌わない。

先生も、えらっそうなことばかり言うクセに、こういう時には、だれも率先して歌っているヤツがいない。(辛辣ですか?はい、辛辣ですよ〜!)

 

 ですから、なんかその中途半端な校歌タイムが、なぜかいつも苦痛でした。

しっかり歌うか、嫌ならいっさい歌わない!

人生とは、このどっちかだ、お前ら!と。(←極端なんだ、お前!)

 

 なんで、どうしてそうなったのか、よう判らんのですけれども、まあ溜まっていたフラストレーションが一気に吹き出たんです。

一種の、突発的発作的ヒステリーかなんかじゃないですか。

 

 なんと私は、いきなり大声で

『タアーテー!』

と、やっちまったんですわ。

 

 まわりがビクッとしたのがわかりましたね。

一斉に全校注目ですわ。

 

 しまったー!と、思いましたね。

さあそうなると、とってもとっても具合が悪くなってしまいました。

そっからヴォリュームをだんだん絞ると、面子的にくやしいし、ですから最後まで、結局その音量でいきました。

 

 もしのど自慢みたいに、司会の人ににこやかに、

『歌い終わった感想はどうですか?』

と、聞かれたとしたら、

『やるんじゃなかった』

と答えたでしょう。

 

 そのせいもあり、高校時代もモテなかったですね~。

数十年経つから、そろそろみんな、忘れてくれてるといいんだが。

 

 余談ですが、小学生の頃よく見ていた、高校野球で勝った高校の校歌斉唱のシーン。

高校球児が歌っている口の動きと、音声の校歌の音声が、完全にシンクロしているので、高校生ともなると、ウタがうまいもんやな~と、感心してました。(←アホ?)