2016-02-15

食感

 定食屋によく入ります。

牛焼肉定食が好きでございまして。

 

 月曜日深夜の板さんは、多分アルバイトのお兄さんだかおじさんだかで、私好みのしっかり焼きの人で、とても美味しく頂いてます。

美味しいお肉にありつけた日は、それを提供してくれたお兄さんに、後光が射しているように見えます。

こんなウマイものをさりげなく提供してくれて、なんてこの人はすごい人なんだ、キミはすごい!!と心の底から尊敬してしまいます。

が、たまーに外れます。

 

 日曜日夜の部はなぜか店内が忙しく、また、別の板さんの日なんですが、時折焼きが甘いんですねー。

日曜日はあんまり行かないので忘れてたんですが、一口、あ、しまった、そうだった、今日はイマイチの日だった、といつも後悔します。

 

 なので、ただひたすらゴムゴムしたお肉を、ガッカリしながら、ブツブツ文句を心の中でつぶやきながら、相当頑張って、美味しくいただいてます。

 

 食べ物のパワーってすごいですね。

美味しさの良し悪しで、その店主に対しての尊敬の念が大幅に変化するんですから。

きっと、音楽もそれと同じだと思います。

 

 『このひとの音楽は、非常に心地よい。』

とか、お客さんが心の中でナレーションしてくれるようなライヴを実践できてたら良いのですが。 

『おいコラ、金返せ!!』

と、文句を浴びせられていない、とも限りません。

 

 至福の音楽で、お腹いっぱいになっていただきたいことを願って、音の板さんとして今日も精進したいと思います。

次回はジャズバージョンライヴ!

ゴムゴムしないよう頑張ります。