これはこないだ、生徒さんから聞いたお話です。
高崎線。 よく耳にする上野発着の首都圏近郊路線です。
私も知ってるくらいですから有名ですね。たかさき線。。。
ただこの路線の車両は、他の近郊路線との決定的な違い、そしてわが故郷宮崎のそれとおなじことがあります。それは、、、、
アットホームなBox席があるということです。
それはなぜか。
高崎線が、関東平野担当の路線だからだそうです。
なぜ、都市近郊路線であってもBox席?
生徒さん曰く、首都圏を走る電車は、乗る人数が多すぎて、広々空間の長椅子タイプの車両が主流なんですが、それだと郊外に出た時、車内の雰囲気があまりにも冷たすぎて、アットホームさに欠ける、という説があるらしいです。
確かに私の故郷宮崎でも、長椅子のみの車両は、一度も見かけませんでしたね。
湘南新宿ラインもBox席ありますし、やはり東京23区以外の人々にとっては、電車といったらばBox席に限る、ということでしょうか。
先日とある番組で、どこまでが首都圏なのか、埼玉、群馬、栃木の立ち位置、これを徹底討論するサミット会議、なるものをやってました。
宮崎出身の私から見たら、ぜんぶ首都圏のくくりですが、それぞれ思惑があるようです。
サミットに参加していた東京のグループは、上の県が首都圏だなんてとんでもない、そんなことは到底認められない、だそうです。
これはどうやら、徳川幕府のお膝元、旗本の街、江戸っ子とはなんぞや?の定義が、発想の元になっているようです。
これに対して群馬、茨城、栃木の郊外チームは、天気予報でも関東のくくりに入っている事実からして、もちろん首都圏である、とアピールしていたそうです。
これには理由がありまして、郊外チームのマイタウン大宮は、東京からも大勢の人が遊びに来る、親しみやすい街。
東京のそこらの街より洗練されている事実からして、東京との格差を今や感じないらしいです。
でも、六本木とか、皇居とか東京にしかない雰囲気、憧れはもちろんありますから、普段ぼ彼等は、近場の大宮でたくさん遊んで、たまに気分転換で、東京にしかない名所に出掛ける、というのが一つのやり方らしいです。
それほど急発展した郊外チームですから、そこいらの地方都市とは一味違う、というプライドがあるようです。まあ、たしかにそうですね。
宮崎県から見たら、いつでも東京に遊びに行け、新幹線で軽井沢に避暑にも行け、普段は都会の喧騒にまみれていない、のどかな生活。
なんとも羨ましい限りです。
でも面白いことに、この郊外チームから見ると、千葉県というのは全くお話にならない、サミット参加すら論外な存在らしいです。
なんで? 親戚いるんですけど。
いくらアクアラインが開通しても、いくら超近代的な湾岸道路があろうとも、あのジャングルな房総半島が千葉のメインである限り、都会度は認められない、らしいです。
背景には、どうやら、天下のディズニーランドがあることを、かなり羨ましがってるみたいです。
なんか、平和なのか、なんなのか。
私なんぞは最果ての地、無い無い尽くしの宮崎から来ましたから、みなさんから見たら、私自身はもう未開人の部類でしょうかね。
でも住んでるのは神奈川だから、郊外チームから見たら、勘弁してもらえるんですかね。
でも住んでるのは川崎市ですから、お隣の横浜市民、いわゆるハマッコから見たら、ダサダサでお金がなくて、それこそ論外なのでしょうか。
なんか、よくわからなくなってきました。それじゃ。