季節が変わると、その時期おりおりの、空気の匂いが変わります。
何を隠そう、わたくしは ” 匂い ” 研究家でもあります。
そう、” 香り ” ではないのです。
最終的には、香りなのですが、あくまで自然に発生している、” 匂い ” について、私なりのランキングを付けてみました。
冒頭の季節毎の匂いは、もう王道ですから今回は置いといて、まずなんとも爽やかな気分にさせてくれるのは、雨上がりの匂いです。
これは、今流行りのマイナスイオンとかが、辺り一面に出まくっているからでしょうか?
なんか、えもいえず、すこぶる爽快です。
次は、夕暮れ時の空気の匂いでしょうか。
すこししっとりとした、暖かい感じの家庭っぽいにおい。
昼飯時の、どこからともなく流れてくる、焼飯ぽいおかあさんの匂いとはまた違った、歴然とした空気の匂いです。
なぜ日没時に、ああいう空気の匂いに変化するのでしょうか。
不思議ですね~。
次は、製材所の前を歩くと薫ってくる、木の香り。
これはたまんないですね。
脳天が、いい感じでいつもクラクラッとなります。
やはり、自然物は偉大なんですよ、絶対に。
他には変わったところでは、食料品店を出た瞬間の、モアッとしたいい匂い。
これはクーラーの効いたスーパーなんかで、しばらく買い物をした後に、よく遭遇する匂いです。
鼻梁が適度に冷やされて、外気のあたたかさに微妙に反応して、匂うのでしょうか。
他には、いわゆる百貨店に入った瞬間の、ゴージャス匂い。
一般スーパーとかではなく、高島屋とか、ちょっと敷居の高そうなとこです。
特に、一階が衣料品売り場となっているところは、このゴージャス臭と遭遇できます。
あと人間系では、オヤジ代表意見として、シャンプー仕立てな感じの、通りすがりの女性の髪の、ふわっとしたいい匂い。
これは昔から、いい匂いだなあと思っておりまして。
で、自分でも髪を洗った次の日あたりに、フワッと匂うもんですから、よく首をグラングラン動かしては、匂いを楽しんだりしたもんです。
他には、先日アメリカ系の老夫婦が、私の先を歩いておられたのですが、これまたなんともよろしい、爽やかなる匂いが薫ってまいりました。オホホのホ。
これは、匂いというより、あきらかに香りですね。
きっと向こうの方は、香りのセンスが、日本人と違うんでしょう。
不思議なる馥郁たる香りでした。
あとは自然系では、海の潮の匂いです。
好き嫌いはあるかもしれませんが、これはもう、私には無条件でいい匂いのトップです。
みなさんは、どのような” 匂い ” がお好きですか?