今日から、また新年度の始まりですね。
お正月が来て、新年度が来て、夏休みが来て、、
きっと、何だか早いですよー。
毎年、２月の誕生月前後は、一年の電池を使い果たした感じがして、精神的にドーンと落ち込む事が多いですが、
『やるべきことをやる！』
と言うスローガンを掲げ、クールに事を進めるべく、今年度に臨んだつもりでした。
が、ふと気がつけば、手からモノは落ちる、忘れ物は多発しだす、、、
こういう時って、如何に過ごせば良いのでしょうか？
キチンと計画的に先取りして、余裕で事を進めれば良いのでしょうが、焦ってなんだかあわあわしてます。
今回は、人間、余裕の有る無しで、こんなにも違うんだ、というお話。
先々日、ホームセンターで売り場を聞こうとして、店員さんを呼び止めようとしたら彼女は
『ちょっと！待っててください！』
と、目も合わせず、強い口調で言い放ち、つっけんどんに立ち去っていきました。
当然、そのまま戻って来られませんでしたので、仕方なく自力で、モノを探し出しました。
そして先日、同じ店でまた売り場を聞こうとして、近くの店員さんに声を掛けたら、振り返ったのは、その店員さんでした。
また怒られる！と一瞬ギョッとしたのですが、その日は、彼女本来の穏やかな顔なのでしょう。
親切に、にこやかに事細かく、売り場を教えて頂きました。
そして本日、またまた同じ店で、カーペットを切ってもらおうと呼び出しベルを鳴らしたら、またまたその店員さんが不穏なオーラを放ちながら、無言で登場。
手荒に裁断し、小さい声で
『どうぞ』
と、それを私に差し出しました。
人の振り見てわが振り直せ、とは、人生の有名な格言ですね。
ゴルフ、野球の素振りの格言かも知れませんが（そうだろうか？）
その店員さん、本来のにこやかな様子で、仕事に従事していたら、さぞ魅力的な方だろうに、と。
逆に今日のような感じだと、あまり良いことは起らないだろうし、良い事が起きていても気付かないで、その良い事がささーっっと彼女から離れるんじゃないかなあ。
と、余計なお世話ながら、ふと思いました。
そしてまさに！ きっとここ最近の自分も、傍から見たら、このような状態だったんじゃないかと。
自分次第で、周りの風景の見え方は、それが ” 穏やかな春の陽気 ” に映るか、” 花粉症がうっとうしい、ひたすら慌ただしい春の風景 ” に見えるか。
なので、気持ち的に参りだしたら、せめて一瞬だけでも冷静になって、自分から離れて空でも見上げてみよう、と思いました。
で、先日知り合いの人徳の高い方が、出家を勧めてくれました。
その方は音楽仲間でもあり、ことあるごとに人の道を説いて回る、とても素晴らしい方でもあるので、心から尊敬しているのですが、そのかたの勧めにとても感銘を受け、ついに私、ここに出家を宣言致します！
これより残りの半生、六道の修行に専念しつつ、サックスを吹き鳴らしながら、悟りに至る道を解き明かしていこうと思います。
なので、これからのライヴでは護摩を焚いて説法から入りますが、どうぞみなさまお気になさらずに。