独り言を言って、年をとったなと感じる
時々、やめてしまいたくなる
なにもしっくりこない気がする
だらだらして、顔をしかめることしかしない
雨の日と月曜日は、いつも私をブルーにするの
小学生の時、初めてこの歌の和訳を読んだ時、なんて夢も希望もない、うっとうしい歌詞なんだろう、とウンザリした記憶があります。
メロディはとってもいいのに、なんでアメリカ人は、こんな大味な歌詞を平気でつけるんだろう、ソウルがないなあ、解っちゃいないね。(←お前がな)
フィンガーファイヴとか、沢田研二みたいなカッコイイ歌詞にしたら、もっと売れるのにと、小学生のわたしは、そうおバカなことを思いました。
件の歌は、カーペンターズの世界的名曲
『雨の日と月曜日は』
この歌の素晴らしさは、齢40を半ばにしてようやくのこと解りました。
まあ紙面なので、メロディをお伝えすることはできませんが、ご存知の方は多いと思います。
このメロディにこの英単語のハマリ方!
クールで、けだるい当時のヒッピーな、虚無な世相を彷彿とさせる、素晴らしい名曲です。
Talking to myself → 独り言を言う
feeling old → 年をとったなと感じる
和訳では、英語みたいにサラッとリズム感よく、曲にフィットしないです。
が、 ” そういう意味 ” を感じながら聴くと、和訳もなぜか、グッときます。
いまさらながら、歌詞ってたいした芸術ですね。
久しぶりなのもあって、もう深夜2時に、何回も繰り返し聴いてしまいました。
でもここまで、この曲に共感するのは、あるいは自分が、最近よく独り言をブツブツ言ったり、年をとったから、、なのかなあ。
と言う、深夜の独り言でした。
それではまた~。