台風。
あれ、なんか降ったり止んだり、周期があるんですよね。
ガーガー降りのあと、いきなりシレッと、何事もなかったかのようなパラパラ降り。
夏休みは譜面仕込みと、車の大規模メンテナンスが恒例で、今日はメンテの日。
でしたが、まあ無理。
さすがにメンテナンスするには分が悪すぎるので、とりあえず車の中に避難し、シートを倒して休憩に入りました。
グオッ、ゴガゴゴー!
突風が、小さなキャロルちゃんを揺らし、ともに私も車内で大揺れに揺れます。
雨はなくても、横殴りの風は容赦なく、吹き荒れています。
その荒天のなか、縦横にかき回される木々を見ながら、またまた同行二人の感覚に埋没。
外の景色は、大自然が荒れ狂う、非日常の世界。
人は自然界においては無力、なーんてよく言われますが、あったり前じゃん! んなもん。
自然界さまが1番偉いのです。
そんな天の怒りみたいなものを十分に堪能しつつ過ごす、夏の夕暮れ。
そんな刹那、雷光一閃!
バシーンッッッッ!! バリバリバリ〜!!!
いやぁ、シブい!
今のは近かったねぇ〜。
こんなドンガラガッシャーンな荒れ具合、最高のアトラクションを楽しみつつも1日1日、夏の日はやはりだんだんと、遠ざかってゆきます。
風雨の隙間で、セミたちが健気に鳴いています。
自分も、また出来ることをやって生きてゆこう、と誓った、夏休みの最後の1日でした。