2024-09-01

台風は大地の怒りじゃ。

 台風。

あれ、なんか降ったり止んだり、周期があるんですよね。

ガーガー降りのあと、いきなりシレッと、何事もなかったかのようなパラパラ降り。

 

 夏休みは譜面仕込みと、車の大規模メンテナンスが恒例で、今日はメンテの日。

でしたが、まあ無理。

さすがにメンテナンスするには分が悪すぎるので、とりあえず車の中に避難し、シートを倒して休憩に入りました。

 

 グオッ、ゴガゴゴー!

突風が、小さなキャロルちゃんを揺らし、ともに私も車内で大揺れに揺れます。

雨はなくても、横殴りの風は容赦なく、吹き荒れています。

 

 その荒天のなか、縦横にかき回される木々を見ながら、またまた同行二人の感覚に埋没。

外の景色は、大自然が荒れ狂う、非日常の世界。

人は自然界においては無力、なーんてよく言われますが、あったり前じゃん! んなもん。

自然界さまが1番偉いのです。

 

 そんな天の怒りみたいなものを十分に堪能しつつ過ごす、夏の夕暮れ。
そんな刹那、雷光一閃!

バシーンッッッッ!! バリバリバリ〜!!!

いやぁ、シブい!

今のは近かったねぇ〜。

 

 こんなドンガラガッシャーンな荒れ具合、最高のアトラクションを楽しみつつも1日1日、夏の日はやはりだんだんと、遠ざかってゆきます。

風雨の隙間で、セミたちが健気に鳴いています。

 

 自分も、また出来ることをやって生きてゆこう、と誓った、夏休みの最後の1日でした。