2003-07-15

ちょっとした交流

 この前、ライヴ用の使い捨てコンタクトが切れそうになったので、メガネ屋さんに買いに行った時のことです。

 

 どうもコンタクトレンズという物は、お医者さんのチェックが必要なものらしく、そこのショップにもお医者さまがいらっしゃいました。

なのですが、その店はまず地下2階にあり、人通りが極端に少なく、かなり静かで、さらにそのお医者さんコーナーは、一番奥の暗い寂しい所(店員さんとの交流もなさそう)だったので、彼女(女医さんでした)は、かなりなストレスで、もう爆発寸前だったみたいでした。

 

 どうも視力の測定以外は、全く仕事がないらしく、そんな所にぼそぼそとワタシが行ったものだから、八つ当たりなんでしょうか、まぶたをかなり手荒にひっくり返され、痛いでした。

彼女は、確かに何かに対して、かなりむかついてた様子でしたが、お腹が空いていたのではない事は確かで、ガシガシと私に、ああしろこうしろと指示を出す時に、ほのかにカツ丼のいい香りしました。

 

 でもこれじゃあ、なんか険悪な二人みたいなんで、最後に私も頑張って

『先生、どうもありがとうございました。』

と、頭を下げたら、フッと空気が和らぎニッコリされました。

笑うと可愛らしい方だったです。

最初は目が合っただけで、石にされるんちゃうか、と思ったくらいの勢いでしたが。

 

 やっぱり人間、ささいな事で、気持ちの置き所が変わるみたいですね。

これから暑い季節、みなさんもすこやかにお過ごしになられますように。