いやあ、もう12月ですね〜、という会話が、一人1日2回平均(6歳以下を省く)として、日本中で多分2億回 × 日数分を記録したであろう、ここ数日。
みなさんいかがお過ごしでしょうか、ホワイトシャンシャン(鈴の音)渡辺です。
師走とは、、
お坊さんが檀家にお経をあげに、毎日走り回ってる由来。
恩師が忙しくバタバタしている様子から由来。
年が果てる→としはつ→しはす説、等とりあえず忙しいこと由来。
みたいですが。でも、ヒマ人渡辺の分際で、私もなんか忙しくなって来ました。
忙しい中で、とかく起きやすい突発事故、みなさんくれぐれもお気をつけください。
なんか、こないだふと意味もなく思い出したのですが、昔あるピアニストから聞いた話。
彼が、とある広いイベント会場で演奏していたら、そこに賑やかな一団が入って来たそうです。
そう、まるでアメリカのハーレー乗りのような皮ジャン、バンダナ、サングラスに身を固め、白髭オールバックの長髪の男性。
年の頃は、70台後半といったところか。
で、彼がひき連れている一団が、うら若き日を彷彿とさせる、華やかなワンピース姿の当時のギャル達数十人。
そんな羨ましいギャル軍団を引き連れて、知り合いのピアニストの演奏にのって彼らは、フロアーでゆる〜くダンスをしていたそうです。
その話を聞いたのが、ほぼ20年前で、当時笑いながら、
「いやあ、カッコよかった〜」
と感想を述べていた彼。
それを私は、若さゆえに半分笑い話に聞いていました。
そして今となっては、超超〜〜かっこいいじいちゃんやなあ、と心の底から思います。
普通は70過ぎたら、興味の対象としてはそんなイベント会場になかなか来たりしないもんです。
というか日本では、やはり年相応みたいな考えがあり、そういうバリバリロッカーや1940年代壁の花みたいなカッコをして、人前でほっつき歩いたりなんて、こっぱずかしくてフツーしないですね。
でも彼らは、何を臆することなく、人生を楽しむために今日もそうして、ライブ会場に乗り込んで来たわけです。
ギャルたちも、昔変わらずキャイキャイいいながら、じいちゃんヒーローを囲んで踊っていたなんて、そんなギャル、可愛すぎるぢゃないか。
まさに、人生の大先輩たちの貫禄を見せつけられたワンシーン。
自分もギャル軍団調達は無理にしても、ああいう風な生き様になれるだろうか、という羨望の思いにさせられたヒトコマでした。
2020年12月、大変な年だったし、いやあ、やっぱ12月は忙しいですね〜。
でも、人生、楽しみましょうね!