こないだ、バイクでつらつら走っていたら、府中市の国道沿いに、50有余年前の、
〔東京オリンピック競歩折り返し地点〕
の道路標識を見つけました。
えーっ、東京都心からここまで、車で飛ばしても1時間以上かかる、こんなとこまで、皆さん歩いてらっしゃったのか。
アスリートの強靱さに、改めて脱帽しました。
で、かねがね思っていたのですが、あの競歩という競技。
あれは、あの歩き方が、ベストなのでしょうか。
日本の競歩代表の方が、自らおっしゃられてたのですが、
『競歩をやってみないか、と監督に言われ、最初はイヤだった。だって、なんか変な歩き方だし。』
やはり、そうだったか。
そう、世界中の競歩選手がもれなく、あの独特なクネクネ歩きです。
ですが競歩の規則は、 ” 両足の踵が同時に浮いてはいけない ” だけで、べつにクネクネしろとは書いてない。
であればですよ、普通の大股歩きをもっと鍛えれば、もしかしたらスタイリッシュな競歩が、出来るのではないだろうか?
私はこう考えたのです。
ということで、早速新しい競歩の開発に、取り掛かりました。
とは言っても一応これでも、音楽、バイク、鳥の保護で忙しい身なので、深夜人気のない歩道で、研究にいそしみました。
まずあの、アスリートですらも、最初は躊躇する、あのクネクネ歩き。
これを、スタイリッシュに出来ないか?
〔スタイリッシュ競歩〕を開発したら、JOCから特別顧問の仕事が、舞い込んでくることでしょう。
まず、大股歩き。
おお、やってみると、なかなか太ももの筋肉を使います!
ですが足を上げ過ぎたら、踵が規定違反になるので、これでは今ひとつ、速度が上がりません。
原因を探ったところ、そこに “リズム” がないことが判明。
そう、足だけではダメなのです。
腕の振りが重要なことに、気付きました!
そしてかつ、跳ねずにリズムを加えて歩く。
そうすれば、速度が上がり、ナベ式〔スタイリッシュ競歩〕が確立出来る。
そのためには、腰をリズミカルに振ると、重心全体を、前に推進出来ることが分かりました!
なんだか、普通に競歩です。
おかしい。。どこで計算が狂ったのだろう。
とりあえずは、大股歩きと元気な腕振りで、かなり早い、歩き速度になります。
でもやっぱり、フルで速度を出したいとなると、腰のひねりが欲しくなります。
そう、クネッとすると、重心がフッと斜め前に飛ぶのです。
で、左右クネクネすると、それが絶妙なる推進力となる。
腰が体を、前へ前へと押し出す、という原理。
あ! これ、すごいかもー!
なんと、競技としての速さを競うには、あのクネクネ歩きこそが、重要な鍵だったのです。
私は確信しました⭐️
《 競歩の秘訣は、クネクネ歩きにあり!! 》
そう、私は自信を持って、言いたい。
なので、、、今度は、パッと見はクネクネしていないように見せながら、じつはクネクネしている方法を、編み出さないといけなくなりました。。。
うーん。
!⭐️ そうだ。大きめのトランクスを穿こう。
なんか、どうでも良くなってきました。