最近私は、お巡りさんと戯れる事が何かと多く、今回はそのお話。
都会のお巡りさんは、洗練されつつも気合いの入ったのが多く、先日もふとした違反の件で、この私は、45分間やり合いました。(他府県の大阪ナンバーは警戒レベルが高いそうです)
ちょっと前の時は、ライブの帰りが共演者を複数満載、楽器も満載の軽自動車キャロル君だったので、パトカーのサイレンを鳴らされて職務質問を受けました。
見るからに怪しそうなミュージシャン4人、しかも共演者の一人が、自称カンボジア人(男前ですがね)みたいな顔立ちだったので、不法入国を怪しまれ、パスポートの提示を求められそうでしたが。
しかし流石に、共演者たちにキマリが悪かったので、だんだん腹が立ち、
「はい、わたし、演奏の仕事の帰りなんですが、あ、これ免許証です。不審があるなら、ぜ~んぶひっくり返して見ていただいていいですよ。あ、その楽器、オールドのアメセルの限定版を取り寄せたやつですから、150万しますから(大ウソ)気を付けてくださいね。
あ、こっちのテナーも100万しますから(さらに大ウソです)、少しでも落としたらアウトですよ。
一体何なんですか。
な~んもしてないのに、ウ~いうてサイレン鳴らされたから、えらいびっくりしますがな。
こんな4人も降りてきて。世話になった共演者(カンボジア人)を送ってく帰りなんですが、僕なんかしましたかね~~。」
で、ちょっと前のお話ですが、地元のお巡りさんはどうかというと。
夜、家に帰り付いて、さて車を駐車場に入れようとしたところ、私の入れる場所に車が止まっていて、中でごつい兄ちゃんが、シート倒して寝ているではありませんか。
私の家の周辺は、夜は若いヤンキーとかが、よくたむろするので、無法もここまでになってきたかー、警察呼ぼうかなー、でも一応一言ぐらいは苦情言いたいな~、でもこわいな~、といろいろと考えていたのですが、意を決してスタスタと歩んでいきました。
中では、どうやら二人とも爆睡の様子です。
コンコン、
起きません。
さらにコンコンコン!
「あのう、ここボクのとめるトコなんですけど~」
ガツンと言ってやりましたよ。
すると二人ともビクーッ!と飛び起きて出てきました。
おわ~と思ったのですが、うち一人が言うには
「どうもすいません。わたしたち麻生警察の者なんですが、最近車上狙いの被害がこちらであったもので、少しご主人の場所をお借りして、張り込みをさせてもらってました。すぐ動かしますので。」
との事でした。
え〜、警察??
勝手気儘のにいちゃん達かと思って、警察呼ぼうかと思ったら、なんと警察だった。
「いやあ、夜遅く大変ですね!。頑張ってください!」
と、おもわず高い声になって、激励しました。
なんと生々しい、刑事の張り込みの最中だったか。
犯罪現場の最前線です!
と、その時は、へぇ〜、っと思ったのですが、あとで考えるとあの二人、完全に寝てたよなあ。