2005-11-15

職質され記録

 市民の安全を、日夜守ってくれる警察官。

今回は、おまわりさんの職質(職務質問)に至るまでの、観察日記です。

 

 新宿都庁周辺は、石原君の働くとても重要なエリアらしく、この回りの道路の取り締まりは、かなり頻繁にやっているようです。

本日も用事があってこの辺りに来たのですが、15分ほど早く着いたので、時間をつぶすために路上停車しておりました。

 

 で、しばらくしてふとバックミラーに目をやると、どこから現れたのか、すう~っとパトカーが登場。

まるで忍者。

 

 私のキャロル号は、未だに大阪ナンバーなので、警察としては、かなり気になるようです。

で、(あ、こりゃまた何か聞きにくるかなあ~)と思ったのですが、ちょうど退屈だったので待ってました。

でもその時は、そのままスウーッと行ってしまったので(あららー?)でしたが。

 

 で、だんだんと約束の刻限に近くなってきたので、そろそろ行こうかと思った矢先にマタ!後ろからスウ~ッと、さっきのPCがぐるっと1周してきたんでしょう、2周目ということで、再び近付いてまいりました。

 

 今度は時間なかったので、(あ~もう)と思ったとたん、赤色灯がクルクルクルッと回り始めました。

 

 そう、いっつも間が悪いんです。彼等と僕は。

で、時間が迫って来て、つい口調がきつくなるのが、今までのパターン。

でも今回は、瞬間的に方針を変えました。

 

 いかに、警察官の職質を、短時間に終わらせるか!

これに主題を置きました。

 

 そうこう考えてたら、パトカー流石ですね、こっちが逃げられない様に、キャロル号の右前方に遮断するように止めて、お二人さんが、早速降りてきました。

 

 演技開始!!

私は、よくいるおじさんで、

”アラ!いきなりでびっくりしたけんどもが、はいはい何でしょうか?”

といったような、いかにも、人の好さそうな人を装いました。 

 

 警『すいませ~ん、ちょっといいですか』 

 

ナ『あ、はいはい~♪(ニコッ)』 

 

警『大阪からこられた?』 

 

ナ『あ~ナンバーでしょ。うちね、今こっち住んでるんですが、このクルマの本拠が大阪なんですわ。(自分で言ってて意味不明)それで、大阪ナンバーなんですよ』

 

警『あ~そう。で、今日ここには何しに?お仕事?』 

 

ナ『ええ、今から人と打ち合わせでね。時間早よついたから、ヒマつぶしですわ、ハッハッハッ(必要なら笑う)』 

 

警『じゃあちょっとすいません。免許証みせてくれますか?』 

 

ナ『あ、はいはい』すかさず出す。

 

ナ『はい、どうぞ♪(ニコッ)』 

 

このあたりでおまわりさん、はたしてコイツのクルマを検査するかどうか考え中です。

 

警『・・・・・』

 

ナ『・・・・・・・』 

 

警『今日はこれからお仕事?』 

 

ナ『(さっき聞いたじゃん)ええ、これから人と会うんですわ。ちょうど時間になったからね(でもニコニコニコッ)』 

 

警『・・・じゃ、いっか・・・』

と、もう一人に、小声で言いました。

 

 なんと、1分で終了!

よっしゃあ、クリアー!記録更新!!

ごめん。演技するのが、面白かった。

どうもすいませんね、お相手してもらって。

 

 でも、おまわりさん、日夜どうもゴクロウサマです。