2018-10-01

人生の秋は首すじから

 時はあっという間に過ぎゆき、日々の移ろいを身に沁みて感じる、お年頃なこの時期。

 

 こないだふとした瞬間、

 

 ン!! 何!? この香り!?☆!?

 

 と、愕然としました。

 

 そう、時は秋、人生も秋にさしかかり、そしていつかは香ってくるであろう、あの香り。
華麗愁、、、

 

 そう、老眼、シミと共に決して決してあってはならない現象。
あの、高齢者の白檀の香り、です。

 

 夢中に楽器を吹いている最中に、ブワッ、ブワッと漂ってくるのです。
多分、呼吸量、筋肉を目一杯使うと、体内より弾き出されて来るのでしょうか。

 

 愕然。。。

 

 それからというもの、身だしなみ対策を万全にしようが、入浴、洗髪を擦れんばかりにやろうが、楽器を吹き始めると、必ず漂う毎日香。

 

 仕事上の大ピンチ(メイディ☆メイディ☆)です。

楽器を吹かない訳にはいかない我が人生において、その都度この身を白檀臭に包まれていたら、もうチョイスできる仕事は、お客さんと接触しない東京ドーム酒宴ライブか、同じ白檀の仲間入りで慰問演奏か、に限定されることになってしまいます。

 

 いや、悩んだ。。人知れず。

 

 でも、気のせいか、普段は全く気にならないんです。
で、ライブ前のあの日。

美容院でサッパリとし、汗もかかない涼しい日和の日に、楽器をケースから出した瞬間、また
ブワッ!!ブワッ!!
ときました!

 

 ん???? なんかおかしい。

 

 楽器と絡んでる時のみ、加齢臭に似た芳香が漂う。。

もしかしたら楽器から加齢臭?まさかね!
クンクン、
ほら、大丈夫。

 

 いや、でもまだ匂う!なんだ!どこだ!

 

 と、ハッと気付いたのが革製のストラップ(首かけ)!

 

 なんと、犯人はコイツでした。いや、コイツなんて言っちゃ罰が当たる。
元は自分の体から出た首周りの汗が原因で、それを一身に吸い取ってくれ、そしていつしか酸化した汗が、革の匂いと共にリバースし始めた結果です。

そして、あの人生の集大成の華麗愁に近い香りとなったようです。

今年、暑かったからなあ。

 

 あー、でも良かった!自分はまだ、うら若かった。。。

 

 ライブを直前に控えた日に、無事、新カテゴリー ”シニア” の問題が解決したのは、ステージの神様の思し召しかと思いました。

 

 そして、無事にライブも終えることが出来て、今ホッと一息ついたところです。

 

 このホッと一息が、白檀臭になる頃には、東京ドームでライブをやっている予定なので、自分は譜面みないし、ステージデカいから、ローガン、シミ、大人臭、全てにおいてバレないと思います。
大丈夫!なんとかなるさ!!

 

 2018年、秋のちょっとシュールなお話でした。