2019-03-01

80年代が駆け抜ける夜

 パソコン仕事をしていて、iTuneでランダムに流れてきた音楽で、以前昔のバンド仲間が送ってくれたライブ録音が、突然流れてきました。。

 

 サウンドは流石に、80年代バンドサウンド。

なので、バブリーなタテのりポップ、ちょー懐かしい〜〜!!としか言いようがないのですが、ブワーッッと、当時の生々しい空気感が脳裏を駆け巡ってきました。

 

 いやー、まあそれなりに、なかなかちゃんとやってたんですね。

なんか、思わず笑っちゃいました。

当時の流行り的なオリジナルの他に、ホイットニーとか、シャーデーとか、あのあたりのサウンドですよ。

スムースジャズ、ロマンティックなメロウサウンド。お客さんウケもチョーいいし、頑張っとったんですなあ。

当時はまだ演奏法はナンチャッテでしたが、決してそうは見せない気迫が漂っております。

 

 当時はバブル期でしたね。

地方イベント仕事では、ウタものバンドで1ステージ4〜50万が当たり前の時代、金銭的にもかなりぶっ飛んだ時代でした。

でも、その分プロとしてのわきまえとして、かなりステージに対して、神経質なまでに張り詰めた意識がバンド全員にありました。

また、そういう意識がバンド内では当たり前だったですね。

 

 実は、このバンドとは相性が合わなかったのですが、プロとして実地に鍛えられた、という点ではとても感謝しています。

前述のプロ活動の真髄に迫る心構え的なことは、かなり叩き込まれましたね。

ですから、上から目線的ではありますが、他のバンド活動が、時には生ぬるく感じたものです。

 

 実際は、音楽は生もので、バンドそれぞれでカラーがあり、そのジャンルの音楽に一番ふさわしい ” 雰囲気 ” と言うものが理想なので、そういう高慢な意識は全くの的外れだったのですが。

まあ若さゆえの真っ直ぐさといったとこで、おかげで、あちこちで嫌われましたねえ〜〜。たはは。

 

 でも、そういう苦い思い出も、懐かしい思い出も、一緒くたになって脳裏を80年代が駆け抜けていった平成最後の3月の夜。   

あー、またあの時のメンバーであの音楽、やりたいなあ。。。